ご隠居さん:自我や世間の枠にとらわれず、社会の潤滑油となりたいものです。 AI時代は 人間らしい自由な発想がカッコいい

年を重ね、経験を積むにつれ、その時々の思いも変わっていく。その足跡を残しておくために

足利学校

2016年12月10日 | 旅 行事


昨日 関東三大とかいう 足利フラワーパークの350万球のイルミネーションを見て感動^_^
広い花壇と池に光のショー

ディスプレイには移りゆく四季の風景が描き出される。遠くの空には虹と月に向かう電車とウサギも見える。メリ〜クリスマスの飾りも彩り鮮やか!
花の季節は 有名な藤棚目当ての人で溢れる様な人出とか。
入り口のすぐ前には、東洋コレクションで有名な栗田美術館があり、こことセットで観光スポットになっている。

昨日の会社で知ったが、足利市は「5Sの町」で町おこしに力を入れているという。
ネットで調べると、5Sサミットで世界に発信している。5S=整理-整頓-清潔-清掃-躾 “改善”の基本と言われる。
さすがは 日本最古の足利学校の町! と感心した次第。
何年か前に 2月3日お節句の夜、変わった武者行列を見たことを思い出す。
夜7時頃 1kmちょっと離れた市役所を出発、足利駅前の鑁阿寺(ばんなじ)の境内に、鎧かぶとに身を固めた武者たちが、続々と入ってくる。
最後は、市長以下 お堂の階段に勢ぞろいして、勝どきを挙げて終了!何と風変わりな行事だろう。
寒い中、老若男女の様子に 伝統行事の奥深さを感じた。

*以下2007/9/5に記したもの*
昨日足利市で仕事だったので、前日、途中下車。
群馬県に住む友人と待ち合わせて、足利学校に立ち寄ってきた。
日本最古の総合大学、創設は古く、奈良時代説、平安時代の小野タカムラ説、鎌倉時代説などあるとか。(ずいぶんと幅がある?それだけ古いということか)
室町時代には、易学、儒学を中心に全国から学徒3000人が集まったとある。
有名な入徳門/学校門は1668年創建
戦時は兵学も盛ん、東郷平八郎などお手植えの月桂樹などもある。
戦後も一部小学校などに使用され、H2年江戸中期の姿に復元された。
ほぼ正方形に廻らされた土塁とお堀は整然として、さわやかな気分になれる。
周囲の町並み、お店の通りも日本家屋、石畳の落ち着いた雰囲気でゆっくり散策したい気になる。

すぐ裏の足利邸内に一門の氏寺「鑁阿寺(ばんな寺)」がある。1196年創建の古刹。

入場の際、「足利学校入学証」を頂いた。


講義が行なわれた「方丈」という学舎では、初級漢字検定の用紙が置いてあり、今でも正統を重んじる土地柄かな、とほほえましい。

栃木市と同じく、新幹線から外れたこともあり、少しひなびた地方となっているが、やはり歴史的遺産の重みを感じる。








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