波紋

一人の人間をめぐって様々な人間関係が引き起こす波紋の様子を描いている

思いつくままに   「人の心の奥にあるもの」

2016-02-05 10:51:17 | Weblog
静かなお正月を過ごし暖冬の雰囲気で過ごしていたのがが、周辺が騒がしくなってきた。北朝鮮の動きも目が離せないようだし、政治の世界でもまだ国会の開かれている最中に著名な政治家の金銭問題が突然発覚して大任を果たせなくなり、スポーツ界でも名球会のメンバーでもある人が覚せい剤の容疑で逮捕されると言う事件が起こった。
想像もできない事件である。人々の注目を浴びて尊敬こそされても、其の品格を貶めるようなことがあるとは思えない人たちである。しかしこのことを通じて私たちもまたマナ花けれ場ならないことがあると思う。このことが其の人たちだけの事で私たちには関係ないことと思ってはいないだろうか。とんでもない事である。私たちもまた大きな意味では同罪といっても良いのである。私自身も今日までの人生を振り返ってみるとき、同じようなことをしていないだろうか。それは新聞や公の記事にならないまでも似たような悪いこと、人前でいえないこと、汚いこと、恥ずかしいことなどこの世の罪に類することをして来なかっただろうかといわれれば、「していません」とはいえないのである。誰も見ていないから誰も聞いていなっ買ったから、誰にも迷惑をかけなかったからなどとして済ませていなかっただろうか。
しかし人間のそういう目ではなく、神のめからすればそれは全て同じであ理、全て走られているのである。人間は生きている限りこの世にあってこの罪の世界から逃げられないのである。
だとすればどうするか、
この罪の世界から逃げられないことをそれぞれがどこまで自意識の中に取り入れて、あるいは悔い改める気持ちを持ち合わせているかと言うことだけである。
其の心を生かしそれをどれだけ自分として生かしていくことが出来るかでしか生きていけないのである。
この二人の人も悪いことは分かっていたことと思われる。しかし其のときの状況の中で許されると言う意識で犯してしまった罪であろう。
私はこの事件を通じて改めて自分自身を戒めて、日々の生活において少しでも神の前に恥ずかしくない生活でありたいと願う思いを持ったのである。