波紋

一人の人間をめぐって様々な人間関係が引き起こす波紋の様子を描いている

思いつくままに   「秋の気配」

2014-09-26 09:30:32 | Weblog
8月の末まで30度を越す暑い日が続き暑い夏を感じさせていたが9月を境に最高気温も30度を越す日が少なくおなり朝夕の気温もめっきり涼しさを感じさせ、慌てて長袖のシャツを箪笥から出していた。いつの間にか秋になっていたのである。
若いころ何度かシンガポールを訪れたことがあったが、一年中変化のない30度近い気温で一日数回のスコールの雨でほっとしたことをおぼえているが、今更ながら日本の四季の
変化を思うと同時にこの四季の変化が与えてくれる環境と健康への影響をありがたいと思わざるを得ない。日本が世界でも有数の長寿国であることもむべなるかなと思うのだ。
そしてその四季折々の花々を鑑賞出来るのを当たり前のように思っているが、これとても
四季があればこそと思いたい。昨今日本を訪れる外国人が年々増加していると聞く。
今年はその数150万人を超えるかとも言われているが、治安、清潔他日本の特徴がある
基本にこの四季のもたらす美しさもあり、これらが無形の国益に貢献していることを考えさせられる。
そして個人的には身体的な影響から生活自体を変えてくれるのである。暑いときはまったく何も手につかず、何もする気が起きずぐったりとただただ耐えているだけの時間であったが涼しくなってくると自然に身体が動いてくる。特に雨上がりの朝など庭に下りて除草したり、夏物から秋物へ衣服や家具を整えたり、朝晩の掃除をしたり気づくといつの間にか身の回りがさっぱりとしてきている。考えることや動くことそして行うことの何となく一つ一つが充実しているのだ。何より日々の中で感じることはユダヤ人が大切にしている
言葉「シャローム」つまり平安を感じることが出来るのだ。それは与えられて受けるのではなく又願うことでもなく自分がこの思いを強く持つことであろうか。
それは言い換えればすべてを自分中心に考えないで、「赦す」思いを持つことが出来るかどうかということになる。それが愛を生むことになることを覚えたいと思っている。
あしたは近くの公園へ「彼岸花」を見に行きたいと計画している。
10月にはいればいよいよ「コスモス」の見物が出来る。食欲の秋、実りの秋、読書の秋、いよいよ秋本番である。