墨字屋Keisen <筆文字ぎふと>

西濱 溪泉の
ほっこり嬉しい 筆文字アートの贈り物

恩送り

2005年09月25日 | ことば

 

恩返し・・・・・は良く使われる言葉
恩を受けた相手に恩を返す
という意味合いで使われる。

恩送りとは
頂いた恩を別の誰かに送り・・・
その又誰かが・・別の誰かにおくる・・・・
そうやって
人と人が繋がっていく・・・・

という事だそうです。

そして又、自分に帰ってくるって・・・・・事なのかなぁ。
いい言葉やなぁ・・と

やっと思えるようになってきた。

 


欠けゆく月

2005年09月20日 | ことば

 

十五夜のおっつき様。
ブログネタにちゃんと見ておかなきゃ・・と(笑)
空を見上げ・・・・
なかなかいいもんだね~。
きれいな満月でした。

十六夜と書いて
「いざよい」と読みます。

十七夜の月は

と書いて
「たちまちづき」

十八夜の月は


と書いて
「いまちづき」

十九夜は寝待月「ねまちづき」

ってもういいです。ひつこいですよね(笑)

最後にもうひと月

二十夜の月


と書いて
「ふけまちづき」

欠けてゆく月にこんな名前があるんですね。

皆、ちがった顔を持つ月。

文字で、違う顔を表現できているかなぁ?

 


時間を作る。

2005年09月17日 | うんちく

しっかし亀さんペースの更新だなぁ。

もっとパソコン触れる時間があったらいいのになぁ~。っとか

もっと筆で遊べる時間があったらいいのになぁ~。とか

いや!

時間はあったら・・じゃなく

作るもんだ!

といつになく張り切って、筆を持ってみた。

が。

何を書いていいのかわかんない・・・(笑)

そっか、明日は十五夜おっつきさ~ん♪

というわけで、「月」という文字に挑戦。

月という字は色っぽい。

ん~。あーでもないこーでもない。

・・・・・・・・難しい・・・断念。

ポケーっと薄墨で

まるを書いてみた。

おぉ~。月に見え・・・・・・ないっかっな。

時間を作る

なんてカッコイイ事を書いてみましたが

「寝むっ」に勝るものはなし・・・・・(ドテッ)

私は寝る事が大好きです。

好きな言葉は

おやすみなさい・・・・・・。

 

 


溪泉・穏

2005年09月09日 | 溪泉書院

タイトルに使っている「溪泉」という文字は
私の亡くなった師匠から頂いた
大切な雅号です。
「けいせん」とよみます。
雅号というのはネット界でいうならばハンドルネーム(HN)のようなものです。
そんなに重苦しいものではありません。
書道をやっていない方でも
勝手に自分で好きな文字を組み合わせ雅号を考えて
使って行くというのもまったく問題ないわけです。
雅号を持たずに活動されている書道家さんもたくさんいます。
私の師匠は「天堂」という雅号をもつ、
お酒の大好きな穏やかなおじいさんでした。
師匠の字に一目ぼれし、懸命に書道まっしぐら・・・・
のはずだったんだけど
初段を取得と同時に
長男を出産という人生の最大の嬉しいパニック時期をむかえてしまいました。
長男を出産し2週間の入院生活をしている時
師匠から頂いたのが
「溪泉」
病院のベッドの上で
画仙紙に書かれた「溪泉」の文字を見て
本当に嬉しかったのを今も覚えています。
なんかかっこよくないですか?
実はね、雅号は、先生から頂いたら・・・・気に入らなくっても
使い続けなければなりません。
へんてこだったり・・・・
あまり好きじゃない字が使われていたりしたら
やっぱりちょっとショックですもん。。

そして私の大好きな「穏」の文字をくっつけて
ブログタイトルを
「溪泉・穏」としました。
ネットのON・OFFにもかけて・・・。