I have a dream

国内外旅行、フィンランド生活、B級グルメ等日記。旧mixi倉庫代わり。2017以降馬関係は新ブログ(左下BM参照)へ

フレミントン競馬場【海外の競馬場】

2020-01-04 16:57:05 | 競馬(海外の競馬場)

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スぺンドスリフト競馬開催が熱波で中止となったため、豪州競馬六番勝負が五番勝負になってしまいました。
その最後が今日のフレミントン競馬場。これで19ケ国/地域33場目の海外競馬場になります。
残った豪ドルをすべて使うつもりで臨みます!

●アクセス



フレミントン行きはどちらでもあるとのことで、最初はフリンダリースストリート駅へ行きました。
しかし、サザンクロスからしかないとのことでサザンクロス駅へ移動。


他の駅からくる列車のホームではなく、サザンクロス発着電車の停まる一階のホームに移動。

フレミントン行きは8番ホームだと大きく書いてありました。

20分に一本のペースで、ピストン輸送しているようです

入口は写真のような引き込み線の奥なので、変な小細工せずにサザンクロスから電車利用が吉です

ゆっくり運航するので、距離の割りには時間がかかります(汗)
車内は競馬に行く客でいっぱい。着飾った女性も多くいました

ホームにつくとひとひとひと…、これで開門時間の正午あたりです。金杯みたいなもんですからね
入場料も高いので、行く人は1Rから行って一日楽しみます。
メインレースも早い時間帯ですし

フレミントン競馬場駅ですので、迷うことは有りません。
駅のホームに入場券売り場があり、大行列

帰りの電車も20分おきくらいなので、乗り遅れないようにせねばです

入場券15$とレーシングカート5$をようやく購入

入場するとするとすぐにスタンド
イギリス式だとこういうスタンドには入れないので、芝に出る道を探します

右手に坂を上るとGrand Standの入口
ここは如何にも高そうです…

坂を下っていくと、更に高そうなスタンドの前に。
ここにブックメイカーが並んでました。
両方に画面を向かせ、一般客とこのスタンド客と両方に売れるようになっています

110億円をかけて2017年に新設されたクラブスタンド


カッコいいですよね
この横を抜けて、ようやく芝コース前のゾーンに入れました

コース沿いにマカイヴィーディーヴァ像

奥からヒルズスタンド、グランドスタンド、クラブスタンド
メルボルンカップデーは、屋根のない一番奥の安い席でも3万円以上します…

コース沿いの芝がとにかく広い


今まで見てきた豪州の競馬場とは格が違います…

クラブスタンドには、高そうなバンケットルームがたくさん

グランドスタンドも、レストランテーブルに座ってレース観戦してる人が多数
ここでご飯を食べ、レースは下のバルコニーとかで見るんでしょうか?

MC当日は、屋根のあるヒルスタンドとその手前のローンスタンドでも3万円以上します。
一般入場券でも1万円近くしますから…

ゴール板前に到着
ここはゴール板前は一般入場券でも入れるエリアにあります

メルボルンカップを12回も制したバート・カミング調教師の像があります


お孫さんはオーストラリア・ゴドルフィンの専属調教師ジェームズ・カミングス

このローンスタンドも今回は一般入場券で座れました
ここに座りながら、この一階の空調が効いたゾーンに主にいました



スタンド内はこんな感じ



こっちはTABコーナーで、色んな競馬場の馬券を売ってました

私は当然、こっちのブックメイカーゾーンで買ってました

場内には歴代メルボルンカップ勝馬の栄誉を称えるために色々な飾りつけが
この上に並んでるのは、最近の歴代勝馬の勝負服

デルタブルースのものもありました

これもデルタブルースと岩田騎手です

実は、入場してすぐのこのスタンドの下は自由に通行できました。
なので、回り道しなくてもすぐにゴール方面に行けますね。

 

さて、いよいよ最後の競馬場なので1Rから参加します



●1R 1000m   New Year Sprint 別定 (1着550万)
直線1000mのスプリント戦なので、外枠狙いですね

とりあえずパドックへ


パドックは外の柵が高く、見難いです

薔薇が飾られてきれいなんですけどね

私が狙ってたのは7番のMarchena、TABで3.9倍の一番人気
Countryで抜けた成績を残しているベテラン女性騎手のLinda Meechが鞍上



勝率も高くて予習段階から狙いたかった騎手です

豪$を残さないためにも、1Rから50$で勝負!
2歳戦で半数以上が初出走なので、既走馬でしかも前走フレミントンで3着だったこの馬にしました

しかし、後方から行って全く勝負にならない6着に敗退 (-50、一日通算―50)
勝ったのはLocalのベンディゴ競馬場で前走2着だったA Beautiful Night(5番枠)
前回も少し狙ったJ.Allen鞍上でした

勝っても負けても、細い馬道で客の前を通らないと戻れません(汗)
サンクルー競馬場みたいな造りになっています

●昼食 Lounge

Lawnスタンド奥のBarで軽食

フライドポテトだけでも約500円と高いです(泣)

フィッシュ&チップスが12$だったのでそれにしました
ポテトが6$なので、この細い魚フライ2つで6$です

魚は白身で大味なスケトウタラではなく、味のある魚でした。
韓国の江原道で食べるヘジャングトと似たような味
でもこれで1000円とは…

●2R 1200m   Summer Racing Handicap(一着600万)
ここも直線1200mなので外枠狙い

人気は一番枠のPoy騎手のRocking Eagleで2.7倍
内枠なので嫌いたい所

わたしの狙いはまたもやMeech騎手の6番The Closer
前走、差し不利のムーニーヴァレーで2着



今回、かなり買った(5日間毎日いた気がします)D.Dunn騎手のZoumanorが3番枠
差しの決まるフレミントンに来たら狙いたい騎手です

4番のFoxy's Star (7番枠)も今回の五番勝負で結構買ったマクニール騎手

向正面にはメルボルンの摩天楼が見えます

結果は、枠は良いけど馬の力が足りないかと思ってた 9番のRemastered

外枠を活かして大外から見事に差し切りました(8.6倍)


私のMeech騎手50$馬券は、またもや後ろから行って届かずに5着…
(-50$、一日通算―100$)

●3R 1400m   Welcome 2020 Handicap(一着550万)

初めて直線コースでなくなるので、ここは内枠を狙います。

3番のYulong Januaryが1.8倍の圧倒的人気、前にも行けそうです

4番のTwitchy Frank(4番枠)が強そうですが、これも前に行きそう。



二頭で競って潰れるところを差すという読みで7番枠のThink Bleueを20$
21倍の大穴なので20$だけ

ゴール前に行けるのはいいんですが、そうすると写真のようにビジョンが見えなくなっちゃいます
なので結局はモニター前で見ることになりました

ここでスタンドに登ってコース等を見渡してみました

1コーナー方向

直線コースは凄い長いです
今までの行った競馬場とは雲泥の差ですね
この六番勝負を日本に例えると,最初が京都,その後小倉,福島,函館を回り最後に東京に来た感じですね。

結果は8番枠からMorvada が逃げて、それを3番手から1番人気が交わしただけ。
後ろの馬に出番は有りませんでした。私のThink Bleueはブービーの7着。
(-20$、一日通算―120$)

スタンド内には、先ほど銅像があったカップキングとたたえられたカミングス調教師のコレクションが飾られてます
こんなに勝つなんて、まさにキングでありレジェンド

フレミントンのレーシングカードは、5$なのに勝負服のカラーページがあって凄い助かります!


●4R 1200m   Standish Handicap(G3)一着賞金770万円
さて、いよいよ今日のメインレースは直線1200mのスプリント戦、G3重賞Standish H

1番人気は4番1番枠のHalvorsenで2.4倍、今シーズンに入ってフレミントンで2連勝中



2番人気は7番7番枠のBold Starで3倍
D.Dunn騎手鞍上で同じく今シーズン2連勝中、ここ5戦で4勝してます

1番6番枠のアメリカ産馬Spirit Of Valor はWar Front産駒
近五走でGIに2走(6着、8着)と格上ですが、斤量と騎手が…

私が選んだのは、2番で5番枠のSnitzkraft、J.Allen騎手。
リーディングサイヤー、シュニッツェル産駒です。
前々走でListedを勝ち、前走も1着

6倍を50$購入!



結果は、内外に分化する欧州の直線レースによくある展開
Snitzkraft は逃げましたが、最後に力尽きて4着、1番人気のHalvorsenが後方から差し切りました
(-50$、一日通算-170$)

●5R  1800m   Off The Track Program Handicap(一着賞金600万円)
1800mはコーナーまでが長く、枠に左右されないコース

1番人気は1番11番枠でPoy騎手鞍上の Dogmatic

私の全くかすらない予想だと、Yendall騎手の8番2番枠Igniter10倍

J.Allen騎手の2番4番枠Approach Discreet3.8倍

10番6番枠、Curie騎手鞍上のCensored 10倍

結局絞れなかったので判断停止(考えても当たらないから)して11番5番枠のNecessitiesにしました

複勝で7.5倍の大穴、それを30$!
どうせ考えても当たらないならヤケクソです


理由は富田暁騎手が乗ってたからの応援馬券でした…
結局は馬が足らず、後方追走のままブービーの11着
(-30$、一日通算―200$)

●6R 1400m   Victorian Jockeys Association Trophy(一着賞金550万円)



ここでの候補は2頭
1頭がD.Oliver鞍上の15番4番枠Regal Riffle、これが5.5倍

もう一頭が14番9番枠の Goldifox。
散々買ってきたD.Dunn騎手で4.4倍

2頭で悩んで同じくくらいに感じたら、単勝をつく方を買うのが私のスタイル。
しかし、今回の豪州シリーズでは今までこのスタイルで大失敗

そこで逆張りということで、14番のGoldfioxの単勝に50$

結果は、後方9番手から伸びて見事に一着!
逃げたOliverが二着なので、今までのスタイルだとまた泣くことになってました(冷汗)
(+250$、一日通算+50$)

●7R  2800m   Bagot Handicap(一着賞金770万)
焼き鳥なら全額をぶち込むつもりでしたが、当たっちゃったので中途半端になっちゃいそうです。
残り全額をぶち込むには額が大きくなりすぎました(汗)



ここは長距離のハンデ戦。



1番人気は3番のSecret Blaze2.9倍。



今までの私の予想だと、買いたいのは2番のイギリス産馬Midterm 7番枠
 近3走がGⅢ6着、GⅡ5着、Listed3着のGalileo産駒

しかし、先ほどもその逆を行って成功したので今回は逆パターン
Midtermより私的評価は低い6番のHigh BridgeはMonsun産駒
とにかくズブそうな馬で、今シーズンに入っての近二走はListedで5着、2着
ここに終えそうなD.Dunn騎手が乗ってきました

さっきの流れを引き寄せるべく、普段の裏でHigh Bridgeの単を50$
くれば一挙に今回の遠征がプラスに転じます



レースではやはりずぶくて一週目は後方から。



しかし4コーナーで上手く内をつくと、最内からスルスル伸びて先頭へ
残り100で勝利を確信しました


しかし、最後に単勝17倍の大穴El Don にハナ差で差されて一発逆転は終わりました(号泣)



でもD.Dunn騎手とHigh Bridge には夢を見させてもらいました!
(-50$、一日通算̟±0)

●8R 1600m   Visit Living Legends Plate(一着賞金550万)
さて、泣いても笑っても今回の豪州競馬場六番勝負(一つ開催中止で五番)も最終レース。
今日は7Rまででチャラの±0。ここで買わずに引き分けに持ち込むか、勝負するか。
もちろん後者でしょう!



フレミントンのマイルはスター後すぐにコーナーなので内枠有利です。

1番人気は割れてますが19番のManhattan Archで4.5倍。

15番のRuby Skyeは、先ほども惜しい2着に持ってきたYendal鞍上で11倍もつきます。
ただ11番枠なので少し嫌いたい。

13番のSovereign Award は、4番枠でプレブル鞍上、5.5倍。

15頭立てと多頭数で、かつ内枠有利なのを考慮して19番のManhattan Archにしました。
6番枠とちょうどいいですし、前走も同じ鞍上でフレミントンで勝ってます。
ただ、鞍上だけが不安…

全額ぶち込むには額が大きいので、Manhattan Archの単に50$。
当たれば今回の競馬勝負がプラスになります。

レースは、プレブルが4番枠から逃げてかなり早いペース。
Manhattan Archは折り合いを欠いて、口を割りながら3番手追走。
直線に向いた時は先行馬はすでに脚が無く、Manhattan Archも9着惨敗。
先行馬全滅のレースでした。

レース後はさっさとフレミントン競馬場駅へ
終着駅なのでどんづまり

最終は終わったのですが、みんな飲んでるので16:00の電車に殺到することもありません。
彼らにとって競馬はあくまで社交の添え物で、唯一の目的ではないですからね

無事サザンクロス駅まで戻りました。
フレミントン競馬場は、とても大きく、とても綺麗な、素晴らしい競馬場でした

【収支メモ】(-50$、一日通算―50$) 350$購入の300$配当

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