『黒狗』の小屋

毎週、(金)に特撮作品の感想、(日)に漫画の感想を書いてます。

三大特撮感想(2024/3/17分)

2024-03-22 18:54:29 | 日記

ウルトラマンニュージェネレーションスターズ

第2話「トレジャーハンター現る」は、前回のラストで姿を見せたイグニスと謎のロボットが、本格的にユカ隊員と絡みだしてましたね。

イグニス、彼がいたからこそ、『ウルトラマントリガー』は面白かった、と言っても過言ではないでしょう。かなり重めの過去を背負いながらも、それを感じさせないためなのか、コミカルな言動も多く、場を掻き乱すキャラでしたね、イグニス。

そんなキャラのイグニスを演じた細貝さん、好い意味で、あまり変わっていなくて安心しました。当時から、あまり時が経過していないってのもあるんでしょうが、それでも、イグニスをイグニスとして魅力全開に出来るのは、あれから、細貝さんが色々な経験を積んだからでしょうか?

ハルキが基地に置いて行ったアイテム、それはガッツスパークレンス。ユカ隊員が、これは何なのか、と感じていた疑問は、イグニスとの邂逅により、解決する事になりましたね。元の時空に戻ってきて、なおかつ、ゼットライザーも修理してもらったから、ガッツスパークレンスは使う必要が無くなったとは言え、何の説明も無しで置いて行っちゃダメだろ、ハルキ。

また、今回は、ゼットとトリガーの共闘だけじゃなく、新世代の大先輩とも言えるギンガの戦いも紹介してくれていましたね。どうやら、イグニスが血相を変えて追いかけていた、この謎のロボットは、様々な時空で戦うウルトラマンたちの記録を持っている様子。イグニスは、このロボットを拾った、と言っていたけど、一体、どこの誰が、何の目的で、このロボットを作ったのか。そして、イグニスは、ユカ隊員に、どんな無茶難題をやらせようとしているのかね。

 

爆上戦隊ブンブンジャー

バクアゲ3「運転屋は止まらない」は、未来のガッツ力がしっかりと見えたのと同時に、ブンブンジャーの絆がしっかりと強まったのを感じさせるストーリー展開でしたね。

射士郎に、ほんのちょっとではあるが認めて貰えた事で、ブンブンジャーとしての意識を強く持った未来は、アルバイトに励む傍らで、積極的に「運び屋」の仕事を取ってくる。彼女が初めて、自力で獲得した仕事、それは、孫のプレゼントを祖母の元へ運ぶものだった。大也に車を借り、サクッと、この仕事を片付けるつもりだったけど、大也は彼女に車のキーを渡さない。曰く、自分で取って来た仕事なのだから、自力でどうにかするのが筋だ、と。ケチだと憤慨しつつも、筋が通っていると納得はしているのか、未来は渋々と、それを了承する。

とは言え、目的地はあまりにも遠すぎる。どうしたものか、と悩む未来の前に現れたのが、「調達屋」の振騎だった。彼が今回、調達してきてくれたのが、自転車。ヘルメットを、しっかりと被せるあたり、車モチーフの戦隊だなぁ、と感心したのは、きっと、私だけじゃないでしょう。また、電動自転車じゃないってのも、個人的にいいね、と思いました。何はともあれ、足を確保した未来は勇んで、誕生日プレゼントを届ける仕事を始める。内容的には仕事っつーより、お使いレベルで、未来としちゃ簡単に片付くと思っていたんだろうけど、そうは問屋が卸さないのが世の常。

上司(?)からプレッシャーをかけられたイターシャが、古時計から生み出したトケイグルマーが、街中で大暴れ。トケイを核にしているから、てっきり、時間でも止める能力持ちか、とワクワクしたんだが、動いているモノを積極的に狙うだけかい!? まぁ、第3話だし、「時間停止」なんて、強力な能力を持っている訳ないか。ブンレッドとブンブルーは、トケイグルマーの攻撃パターンを即座に見抜き、「だるまさんがころんだ」戦法での接近を試みるが、そこにやってきてしまったのが、いつものお巡りさん。正義感は強いけど、実力が伴っていないお巡りさんを守りながら戦っていると、そこに未来がやってくる。これで三人で戦える、と心強さを覚えたブンレッドたちだけど、何故か、未来はその場から全力で離脱してしまう。

大也は、その行為を、未来は自分が囮になったのだ、と判断するも、射士郎は疑いの視線を向ける。トケイグルマーは自転車で走り去った未来を追いかけていたので、私らも、大也の考えが正しい、と思ってしまった。けど、未来の方は、二人が敵を引き付けてくれているから、自分は「運び屋」の仕事に集中しよう、と判断していただけだった。自分の予想の斜め上を行く考えと動きをしていた未来に、大也は怒るどころか、むしろ、嬉しそうにする。そんな大也の読みを外した未来に、射士郎も感心。ブンブンクラシックを武装し、二刀流となったブンブンジャーロボは、9時15分斬りで、トケイグルマーを見事に撃破。「何故に9時15分?」と首を捻っちまったんだが、どうやら、今、自動車の教習所では、ハンドルを9時15分の位置で持つように指導しているんだな。私の頃は、10時10分だったんだが、これも時代か。未来の「運び屋」としての仕事を成功させ、良かった、良かった・・・その裏側では、謎の女性が、あのお巡りさんに接触していた。一体、何者?

 

仮面ライダーガッチャード

第27話「ガッチャ! クロスホッパー!」は、実に興奮する展開でしたね。やはり、強化フォームの登場は、胸が熱くなります。でも、話数を考えると、このプラチナガッチャード、まだ、最強フォームではないんですよね、きっと。強化フォームで、こんだけ強いとなると、最強フォームはどんだけだ、とハードルが上がっちゃってますが、大丈夫か?

消滅した風雅から託された想いを胸に、ウロボロス界に殴り込みをかけた宝太郎たち。身勝手な野望を叶えようとするグリオンに虐げられているケミーたちの有様に、宝太郎たちは、より激怒する。暗黒の扉を開くのに必要な最後のピースたるドライバーを奪うべく、グリオンは、ついに自ら、ドレッドへと変身する。「レプリダイオーニ」を使った弐式は、やはり強い。「レプリユニコン」の壱式ではレイピアを装備していたが、弐式では鬼らしく棍棒なのか。

だが、ガッチャードたちだって、これまでの戦いで成長し、なおかつ、連携も磨いて来ていた。グリオンが変身した弐式にも圧倒されず、力を合わせ、立ち向かう。これは不利だ、と察したグリオンは、ここで、まさか、「レプリスチームライナー」、「レプリユニコン」、「レプリダイオーニ」の三枚で参式に強化するとは。これには、さすがに、三ライダーも力及ばず、変身解除されてしまう。勝利を確信し、ドライバーを奪ったグリオンは喜々と、己の野望を語る・・・いや、マジか? ありとあらゆるものを黄金に変え、静寂となった世界で、一人、それを楽しみたいって・・・・・・狂っているっつーより、思っていたよりも、浅いッッ

あまりにもくだらない願望で、ケミーも、人も傷付けているグリオンに、ぼろぼろでありながら怒りを増す宝太郎。その宝太郎の口を閉じさせようとしたグリオンの剣を止めたのが、ようやく、目が覚めたらしいミナト先生だった。グリオンの毒塗れの言葉に耳を貸さず、勇敢に立ち向かう恩師の姿に、りんねたちも奮起し、宝太郎にケミーを救え、と訴える。皆の気持ちに応えるよう、痛む体を動かし、ケミーの元に急ぐ宝太郎。お前の声は、もう、ケミーには届かない、とせせら笑うグリオンだが、宝太郎の辞書に「諦める」なんて文字はない。心、いや、魂から出した叫びには、彼が紡いできたケミーとの絆が宿っていた。これまでの全力の頑張りがあったからこそ、このシーンに、感動した者は多いでしょう。本気には本気で応える、それが世の常。宝太郎と最も強い絆で結ばれている、と言っても過言ではないホッパー1に、10ナンバーが力を注いだことにより、ホッパー1はクロスホッパーに覚醒する。

自分の思い通りにならぬ状況に、苛立ちをぶちまけるグリオンに対しても、宝太郎は怯まない。そして、彼はアイアンガッチャードからプラチナガッチャードへとパワーアップする。クロスホッパーとテンライナーの二枚で変身している事によって、凄まじいエネルギーは安定し、宝太郎への負担が軽減された事により、その戦闘力は十全に発揮される。他のケミーの力を取り込む戦闘スタイルで、ドレッド参式を圧倒するプラチナガッチャード。必殺技は、見事に決まり、変身解除へ追い込まれたグリオンだが、その肉体を、暗黒の扉の中にいる何かが掴み、闇の中に引きずり込んでしまった。不気味な結果にはなったにしろ、ケミーたちを救う事が出来たのだから、これは、宝太郎たちの勝利だ。しかし、グリオンの持っていた金色のキューブを拾ったアトロポスの言葉も気になる・・・やっぱり、アトロポスは、グリオンを利用していたのかね。それに、ミナト先生をウロボロス界へ送り込むのに力を貸してくれたと思わしきラケシスのこれからも気になる。ちゃっかり、ミナト先生の補助員ポジションに収まったら笑うしかない。


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