見下す琥珀

2010-01-15 21:47:41 | 鳥(Birds)

コハクチョウ(Cygnus columbianus

伊豆沼ではオオハクチョウが大半を占めるが、探せばちゃんとコハクチョウもいる。
白鳥に至近距離で見下ろされるとなんだか新鮮。

コハクチョウはオオハクチョウより1000kmも北で繁殖する。
「WATARIDORI」という映画を観ると、鳥の渡りを実感できます。鳥ってすごい。


がぶ!

コレ、私は餌を持っていないので、いかにも手に何か持っている風に思わせぶりにコハクチョウの目先で手をチラつかせると・・・ガブ!
本気で咬まれた。痛ェ・・・
でも、白鳥に咬まれるなんてなかなかない経験。
直後に、「鳥インフルエンザの感染に注意!鳥との接触は避けましょう!」という看板が頭をよぎる・・・



オナガガモ(Anas acuta


大晦日に、友人を巻き込んで毎年恒例の伊豆沼へ出かけた。
朝5時に起きて家を出る。伊豆沼への地図はちゃんとコピーしたにも関わらず、途中で道が分からなくなった。
そこで友人が言う――「まかせろ!カンナビでなんとかするよ」
勘でナビとか心もとないことこの上ない。ところが意外にも、すんなり伊豆沼に到着した。さすがカンナビ。
おもしろ過ぎる道中。



サンクチュアリセンター前の池は相変わらず鳥が近い。

バリバリ!といきなり爆音がなり響く。
雷でも落ちたかと思ったら、薄く氷が張った池にオオハクチョウが盛大に着水する音だった。

池から歩いてすぐの伊豆沼を見ると、
沖にはミコアイサ♂が3羽とカワアイサが数羽など浮く。
沼のほとりの葦にはオオジュリンやアオジが潜む。




群れを上から見ると―― ハート型。




オオハクチョウ(Cygnus cygnus



【2009/12/31/宮城】