J-Blueの雑記帳(近場を歩く)

此のBlogを雑記帳代わりにと始めました。最近はハイキング・旅行等の写真を中心に記録性を高めた内容と編集にして居ます。

山梨県「扇山」を周回する

2022年01月25日 | ハイキング・山登り
久しぶりにハイキングに出掛けた。今回は山梨県大月市「扇山」です。この山はかねてより登りたかったのですが公共交通機関を使うと中々面倒なので後回しに成っていました、しかし大月カントリークラブ近くの「梨の木平」に登山口がありそこへ数台程駐車できる事が判りこの際車で行く事にしました。
タイトルは「扇山」山頂から富士山を撮った物ですが高曇りの天気で寒気団が入り込み始め風が強くなり始めたのが雲の様子から感じられました。




この駐車場は旨く駐車すれば7~8台ほど駐車できそうです。当方が到着した時駐車している車両は居ませんでした。




梨の木平登山口から時計回りに歩きツツジ新道分岐から右手のツツジ新道を下山します。黒字で書き込みを入れ青丸で囲みました。地図の等高線を見るとかなり線が詰まり傾斜がキツい事が判ります。
今回駐車してから、帰るまで全く人に会いませんでした。




駐車場から道路を隔て一段上がると登山口です。この建物(扇山管理棟)の左手にトイレが有り割と綺麗でした。





扇山山頂まで1時間50分。ここから実測値として休憩を入れ1時間56分程で山頂に到着しました。




この山林は山梨県の県有林の45%占める恩賜林と言う事らしい。初めのうちは緩やかに登りますが次第に急になり九十九折りで登ります。





50分程で水場に到着、ここで少し休みます。冬場なので水はそれ程冷たく感じず、美味しい水でした。下の写真はすぐ上の道に設置されていた「奥宮祠」





更に数分登ると「水呑杉」に出ます。よく見ると杉の根元から小さく水の流れが始まります。上の写真の水場の源流でしょうか?




更に数分登るとツツジ新道分岐に出ます。帰りはこの分岐から新道のほうへ行きます。






この分岐辺りから富士山方面が見えるようになりました。





これから登る稜線方向を撮った物ですが、この急斜面を九十九折りに登って行きます。





10分程我慢で登ると稜線に出ます。この稜線を右方向へ行きます。






稜線へ出ると割と平坦になり北西方面が見えるようになります。夏場は殆ど展望は無くなりそう。





そして最後の一登りで山頂到着です。扇山山頂標高1138m 11時19分着






山頂からの富士山。 自宅を出発する時曇でしたが予報では次第に晴れるとの事。しかし思ったよりスッキリ晴れませんでした。スッキリとした青空なら富士山が綺麗に見えるのですが残念!




来た道を戻ります。冬枯れの道ですが風も無く鈍い日差しも暖かい! この道を真っ直ぐ行けば「百藏山」方面です。





登る時は急傾斜でしたので振り向く余裕もなかったのですが鳥沢の町が見えます。





広葉樹林帯から杉と檜の植林帯に成るとほんの少し傾斜も緩くなります。





そして今度はツツジ新道への分岐を行きます。





初めはこれから登るのかな? と思いましたが左に回り込むと平坦になりそれから下ります。




それが又凄い下り道で、神経をすり減らします。写真は下ってきた道を振り返って撮った物ですが、落ち葉で道は不鮮明ザレた道で所々石が隠れていてすり足で下ります。




写真は振り返り撮った物ですが、すり足で落ち葉をかき分けて下った跡が残り隠された道が出て来ます。傾斜がキツく転んだりすると大変なので神経を張り詰め通しでした。




途中谷筋に黄色く色づいた木があり何の木だか解らないのですが、とても目立ちます。拡大すると松の様な木です。





ツツジ新道と云う位で、途中上部はミツバツツジと思われる木が沢山有りました。この木は山ツツジと思いますが標高が下がり幾らか暖かくなったからでしょうか? 新芽が出始めていました。




写真の様な平坦な場所は殆ど無く、ここから又急傾斜を下ります。





こんな道を降りてきました。






漸く下山口に出ました。車で来る時左手の道から来て右方向へ行きます。ここから駐車場迄10分程でした。下の写真は下山口から右手方向林道です。扇山山頂から「三境」経由でこの道に出てこられると良いのですが地図上では接続不明です。




最後駐車場で「扇山自然緑化協力金の募金」この箱を見て300円ほどポストに入れました。ここに戻った時自分の車の他にもう一台駐車していました。
ここで遅い昼食として握り飯とカップラーメンを食べ帰路に付きました。
しかし此まで全く人に会わず、この様な事は久しぶり! COVID-19の影響でしょうか?