Valley of the Damned

会社での昼休みは、社内の休憩室でお弁当を食べるか、お決まりの定食屋へ行くか、ミスドか、スタバか・・・

それくらいの選択肢しかないのですが・・・

中でも、ウォークマン聴きながら一人、スタバでまったり・・・というのが一番気に入っている昼休みの過ごし方です。

しかし。

最近、スタバでまったり・・・の醍醐味を覚えたばかりの上司（男・４６歳くらい）が、いつものようにやってくるようになりましてね。

最初はその上司一人がやってきてたのですが、最近、社内の同僚と連れだって、おっさん連合を組んで３人くらいがやってきます。

彼らは、近くの会社の社食で食事を済ませてから食後のコーヒーを飲みにやってくるんですね・・・

ま、そんなことはどうでも良くて。



その上司に聞かれたのですよ。

いっつも、そのウォークマンで何聴いてるの？・・・って。

しかしながら、まあ、メタルな音楽にはほとんど縁のなさそうな上司に、あれこれ説明するのもメンドーだったので、あえてナニとは答えずに、テキトーに返事してたんですがね。

そしたら。

筋肉おばはん帯さんは、どんな音楽を聴いてると心が安らぐというか、安心するの？

という質問に切り替わりました。



安心する音楽・・・・


う～・・・ん・・・



愛する音楽と言われれば、それはもう、人間椅子とかぁ～、筋肉少女帯とかぁ～、X.Y.Y→Aとかぁ～、まあ、いろいろあるけどぉ～。

安心する・・・っていうのとは違う。

私の好きな音楽＝尊敬するギタリストがいるバンドの音楽なので、安心するというよりは、聴いててのめりこんでしまう感じで、ヘタすると、一人で泣いてたりもするし・・・

ならば、安心する音楽って・・・どんなんだろう・・・



と。



そこで思い浮かんだのが彼ら。




Dragonforce - Valley of the Damned




いわゆるメロスピな彼らの曲は、とにかく早くて、展開がすごく爽快。

テクニック・・・という部分では・・・歌にしろ、ギターにしろ、物足りない部分もあるし（あくまでも私の好みの問題）、上手い、早い、様式美の３点セットの中では、早いしか満たしてないと言えなくもないのですが・・・

でも、聴いてると安心します。ものすごく。

私の中に流れている血にすごく合うというか、まさに安心して聴いていられる感じなのです。

軽やかな速さ、先の読める展開、目の前の霧が晴れるような、気がつくと鼻歌で歌ってるような、そういう明るさがあります。

私の音楽の嗜好を知ってる人にとっては、ちょっと意外に思われるかも知れませんが、けっこう好きです。



というわけで。



もし今度また、スタバでおっさん軍団と合流したときには・・・

私が聴いてて安心する音楽はコレです！

と言って、この曲を流しながらウォークマンのイヤホンを、おっさんの耳に差し込んでみようと思います。