終わらない演奏会

不惑の道を歩みながらも未だ惑いっぱなしの筋肉おばはん帯の、ヘヴィーでメタルでどうでしょうな日常です。

神様は泣いた

2007-09-10 21:29:33 | CUEタレント出演ドラマ
     受験の神様

            ~第8話~





書かないかもとか言いつつ、書きます。(サラッとね)





私個人としては中学受験に対していろいろ疑問に感じることもあるし、このドラマに対しても、いろいろツッコミ所は満載です。

その最も大きな理由としたは、やっぱり菅原道子の存在のあり得無さとか、あまりにも現実味のないキャラとかなのですが・・・

しかし、それでも毎回見てしまうパワーがあります。

最初はTEAM NACSの森崎博之さんが出てるから・・・という理由で見てたのですが、毎回見るうちに、見ずにはいられなくなる何かがありました。





おそらく、自分自身が近い年齢の子供を持っているせいなのでしょう。

フィクションのドラマではあるのですが、たとえ目的が私の疑問視するところの中学受験であったとしても、登場人物の子供たちがいろいろ悩んだり迷ったりしながら、最終的には自分で進路を決めて、自分で目的意識を持って何かに取り組むようになるまでの過程が心に響いたのかもしれません。

最初は親に決められた中学を受験しなけらばならないという強迫観念からストレスでボロボロになっていた子もいましたが、いろんな出来事の中で勉強することの楽しさを知り、前向きに変化していく姿などは、見方によってはあまりにも都合がよすぎるくらいの変化で興ざめなのかもしれませんが、私はどうしても小学生の子を持つ親としての見方をしてしまいます。

自分の子に、学ぶことの楽しさをどうやって伝えればいいのか。

自分自身が子供の頃に知ることができなかった、勉強することの喜び、楽しさを伝えるにはどうしたらいいのか、そんなことを考えながら見ています。





受験校の合格率をはかる最後の大切な模試の直前に、広は祖父を亡くします。

父親である勇は、通夜だけ参加させて模試は受けさせようと考えます。

しかし、通夜の席でいろいろな雑念にとらわれ、祖父とのちゃんとした心の別れができなかった広は自らの決断で、模試は受けず、祖父の葬儀に参加し、祖父との別れをきちんとすることを決めます。





そして、祖父が亡くなる直前まで常にいろんなことを勉強し続けていた事を知り、広自身、少し心が成長したのでしょう。





中学受験というテーマで、受験に対する勉強だけが今までクローズアップされてきましたが、今回の祖父の「人間は一生勉強だ」という言葉が、何となく重く感じられました。

受験を目的に勉強して、目的を達成したら勉強しなくなってしまう人が多い日本ですが、やはり人間は一生勉強しなければ・・・と思いました。

そして、そのことを我が子に伝えるには、私自身が一生勉強する姿を見せるしかないようです。











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