九州の風来坊

今は自由人で風来坊、何処までも突っ走る男は何処に行くのやら

実業団決勝

2008年06月29日 18時18分14秒 | Weblog
地獄のような75周回だった。
昨日の筋肉痛と筋力の無さから選んだギヤは50×15。
スタート前に軽くて大丈夫ですかといわれるが足は回るはず、なめんなよマジソンでは52T16をぶん回し、世界選手権日本代表、ワールドカップ初の6位入賞を決めた事があるあんよだぜ。
ワンピースから出た腹は脂肪で膨らみ空気の流れをスムーズにするはず、スピードレーサー並みに人体改造。
スタート直後、足が軽いうちに一気にポイントを取り休もうかと考えたが、爆発した力を出すと呼吸が苦しくなる、そこで待機したが周回を重ねると呼吸が苦しくなりゴムひも状態になる。
その時点で残り35周、やばいこのままではリタイヤ。
呼吸が苦しいからとこのまま待機すれば終わる、一気に集中してポイントを取りにいくがタイミング外してしまい2位通過、やばい心拍オールアウトだ、ここ数週の周回を我慢すれば回復できる、昔のレースなら終わりだが今のレースは速度が落ちる、予測した通り速度が鈍り徐々に回復、足には余裕があるがなんせ呼吸が苦しくアバラの裏まで痛くなってきた。
ウルトラマンで言えば黄色信号点滅、数分間しかもたない、ここで数人が逃げ出しレースが終了と思ったがラスト1周の鐘と共に後方の速度が上がる4番目で番手が悪いが加速はいいぞ、他力本願とはまさにこの事。
上がれ速度よ、バックストレッチで高回転に上がりきるが俺の一発の速度域はマダマダ耐えれる、呼吸を止め一気にまくっていく、コーナーの出口で三船等を抜き去り今度は右から来る競輪選手のまくりに備える、競輪選手のまくりは鋭いからゴール前数メーターの直線は全開でいかないとダメだ、俺の後ろからタイヤのうねる音が聞こえる、真後ろに居た競輪選手が一気に急加速してくる。
半車輪並んだ所で一気に集中して合わる、そのままほんの少し逃げ切りゴール勝負を制した、ゴール通過は3位だった。
やっぱり俺はトラック選手だったんだ、トラックを辞めロードの世界に飛び込んだのが運のつきだったのか、今から時間があれば練習してあの頃の記録に挑戦。
当時と同じタイムで走れば楽々オリンピック代表?


一夜明けて

2008年06月29日 08時05分34秒 | Weblog
結構足に来てるというか尻に来てる。
ロードと踏み方を変えるために尻に疲れが来るんだが普段使っていないから余計にだるい。
大体ギャを選手と同じにしたのが間違いだった、皆にどれぐらいのギヤを踏むか着たところ51T×15Tがほとんどで、三舟は53T×15T何だ、そのギヤは何一体何だ。
でもロードの選手はギヤを回すのが苦手でギヤが軽くなればただの素人に変身するのだ。
一昔前なら周回ラップは高速で、ポイントラインでは時速60キロを越えるのが普通だった、しかし今では全日本選手権の一流でもそんな速度に達する事は無い、その速度でも軽いギヤが回せるのが選手の条件だ。
世界選手権やワールドカップでも俺はそこまでかけた事が無いぞ。
しかし今はただのおっさん、速度についていけないとばかりに51にしたが足が動かなかった。今日は50T×15Tか更に軽い52T×16Tでいくか迷う所だ、足の回転はそこそこ高速でも大丈夫だと思うが心配機能が続くかが心配だ。



全日本陸上

2008年06月29日 00時14分09秒 | Weblog
全日本陸上の10000m見たか。
あのアタックの掛け合い、オリンピック代表を決める大会だったが意地の張り合いだった。
A標準を突破してる選手は標準記録を持つ選手同士の戦いなのにつぶれるのでは思うほどのハイペースで走り、アタックをかける。
恐れを知らない女の戦い
そして本当に強い選手が勝ち代表を決めた。
そうだ試合という物はそれまで練習してきた自分を最大限に出し戦うから面白いのだ、TVの前で興奮しまくった。
自転車レースで言えばアイサンの西谷、全日本で最後一人でどのアタックにも反応して最後は自滅、もし西谷をコントロールする奴がいたなら勝てたレースだったしあのパターンなら優勝してもおかしくなかった。後ろから見ていてその力、潜在能力はマダマダ出し切れていないし余りに直球勝負過ぎた。
オリンピック代表をかけた走りを俺は見たし、西谷の可能性を見た気がする。