独断?!と偏見!?の鉄道情報BLOG

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2008/11/08阪急最後?の2ドア車も

2008-11-08 00:24:09 | 私鉄・JR-まとめ/他
2ヶ月ほどの前の写真ですが。

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阪急2300系2323F、普通桂行き(嵐山)
都市間輸送の阪急京都線からの枝線となっている静かな閑散路線阪急嵐山線ですが、今後動きが見られるようですね。


京都線6300系車両がデザインを一新、来春嵐山線で再デビュー
http://holdings.hankyu-hanshin.co.jp/ir/data/ER200810242N1.pdf

阪急6300系と言えば、2ドア特急で有名な車両ですが、来年からは京都線から其の枝線嵐山線で運行するという事が発表されました。まさかそうなるとは思わず、発表の一ヶ月前に阪急へと足を向けておりました。

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阪急6300系6352F、快速急行河原町行き(桂)
朝ラッシュ時間帯のみ見てきたのですが、6300系は基本特急用なだけあって快速急行では此れのみでした。左の高架線へと続くのは次の活躍先嵐山線です。単線で高架線へと接続している為、複線化には難があるとのことですが、する必要も中途半端です。あまり混雑しない路線なだけあって、敷設されない土地代が無駄にも見えたり・・・。

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阪急6330系6330F、通勤特急梅田行き(桂)
1975年から78年まで製造された編成とは異なり、唯一84年に製造された編成です。いわゆる前パンが特徴ですね。この編成以外は既に30年も同じ土地を走り続けたことになります。関西のいい精神だと思います。

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阪急6300系6350F、通勤特急河原町行き(桂)
2ドア車では今の世の中やってゆけない、そんなことを京阪までが言えば世の中終わります。阪急でも最新特急用の9300系では3ドア車になってしまいました。といえども、やはりラッシュなどには2ドアは曲者です。都会手前が一番混雑し、乗客は辛いでしょう。其処を着席客は気持ち良く寝るのでしょうよ。

6300系の嵐山線への転用に当たっての改造内容は、8両編成から4両編成への短縮、クロスシートを1+2列へ変更。車両中間部以外の車両内50%のクロスシートを全てロングシートへ、等の他にも現代事情に合わせた改造が施されます。

6300系の後釜の9300系は未だ現在5編成のみです。対して9編成の6300系。9300系の投入ペースは随分とゆっくりな雰囲気がありますが、6300系の撤退は直ぐではないということを意味していそうです。


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阪急9300系9302F、快速急行河原町行き(桂)
6300系に代わるのが、この9300系です。時代の流れにより、特急停車駅が増えたこともあり、2ドア車ではキツいと言う現状から、この3ドア車が生まれる運びとなったのでしょうな。其れでもラッシュはパンパン。しかし、其れでもですよ、其れでもこのクロスシートは良かったです。だから、関東は・・・なんて口から出てしまいそうです。

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阪急9300系9304F、快速急行河原町行き(桂)
9303F以降は、フルカラーLEDを採用しています。3色LEDは不採用ながら、フルカラーには手を出す鉄道会社がそれなりにいますが、何故でしょうか。。

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阪急9300系9303F、通勤特急梅田行き(桂)
此れが今後の日常となることでしょう。風格を感じましたぜ。


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阪急7300系7320F、普通河原町行き(桂)
上のと変わらない前面を持ってはいますが、80年代に製造された7300系のリニューアル車です。ロングシートです。側面は、似ても似つきません(笑。

そんなこんなで注目の阪急京都線・嵐山線の話題でしたよ。