YUUKA★LOVELOG

水希友香ブログ

ワークショップ

2006-06-30 | 日記
今日は私の事務所(エンパシィ)が企画した演劇のワークショップに参加した。
講師は劇団テアトルエコーの養成所で講師をしている保科先生、参加者は6人いずれも私の知り合い。
(私が人を集めたので)

保科先生のエクササイズは最初から体をたくさん使って、途中から汗ダラダラ。
疲れてくると余計な事考えられず、だんだん体に力が入らなくなってくる。
普段から軍隊ばりに力が入りやすい私にとってはいい傾向。
(特に首肩)
ロンドンのスタジオでバレエレッスンを受けている時、厳しい女の先生に
「You're not in army!」
と言われた事もある。
カチコチになって踊っている私は、まるで軍人のようだったのだろう。
途中ゲームも交えながら、最後はシェークスピアのマクベスをみんなで読んだ。

お芝居って集中すればするほど、頭と体と心が自由になってくる。
それが楽しい。
例えば普段自分に自信が持てなくて、背中を丸めて歩いているような人がいたとする。
その人が何かの暗示にかかって、マクベスになったとしたら。
胸を堂々と張って大きな声を出すに違いない。
そしてそれはその人にとって、とっても新鮮な驚きだろう。
芝居する事は自分をラクにする方法になりうる。

私たち役者はありとあらゆる手段を使って、自分に暗示をかけなくてはならない。
その方法を学ぶのがワークショップ。

私はこれは違うんじゃないかとか、かっこ悪いんじゃないかとか頭で考えがちで、セリフを言うのがコワイってつい最近まで思ってて。
それが最近は何かそういう恐れが取れつつある。
自分の仲間、例え知らない人とでもコミュニケーション取り合いながら、新たな世界の中に入っていくのは気持ちいい。
リラックスできると本当に心地よい。

このワークショップ、後三回ある。
思いっきり自分を解き放てたらいいなあ。




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