近頃、政治の世界では”4点セット”
(①耐震偽造②ライブドア③牛肉輸入再停止④防衛施設庁談合)
なるものが大きく話題を占めていますが、
私としてはそれよりも気になるのが皇室典範改正の話ですネ。
さすがに早急感が否めないわけで。
首相が改正を推し進める中、議員だけではなく閣僚内でも
一部疑問視の声が上がるのは最もなことだなと思いますし、
喜ばしいことと思います。何故、今なんだろう?
決して女性天皇に反対するわけでは無く思うのですが、
悠久と受け継がれてきた”血統”を
今ココで捨ててしまうことへのためらいがあるのです。
”天皇ハ神聖ニシテ侵スヘカラス”の時代から、
”天皇は日本国の象徴”の時代になって、
まぁ昔からそうだったのかも知れませんが、
天皇であることで国家権力に影響を及ぼすことの無い時代となってしまったにせよ
我々がその存在に敬意を払うことが出来るのも、
ひとえにその神聖・高貴な存在であるからでしょう?
もしも女系天皇が認められ、かつ、女系第一子が即位するその時に、
その方に敬意を払える国民がどれだけいるのだろうと危惧する。
今まさに象徴とまで成り下がった存在(表現悪くて申し訳ないです)を
さらに追いおとしめる状態に成り下がり、
天皇制そのものを不要とする人が
ますます増えてしまうんじゃないのかな?
天皇が天皇たる由縁は今となってはその血統にあるわけで、
無論、男子でも女子でも血の繋がりは無くなるわけではないってことは、
わかっていますけど、、、。
父親から息子に受け継がれるものは、
Y染色体と言うヤツなんだって。
100代続くそれをココで捨ててしまうのかと思うとやり切れない。
系譜の疑問制はともかく、数千年の時を延々と受け継いできたと思うと、
やっぱり高貴以外の何物でもないと思うんですよね。
母親から受け継がれるものは、ミトコンドリアって言ったかな。
まあでもコレは既に混ぜ混ぜだからね。
もしも創世以来それが受け継がれてきていたなら
尊さも感じるのでしょうがそうではない。
きっと次々代の世になって、、、もっと強く感じるのかな。。。
まぁ最もその時には自分も生きていてもヨボヨボの爺さんでしょうから、
ただのたわごとになるんでしょうかねぇ。。。
現実に今、皇室の男系は途絶えようとしている。
ここまで女子ばかりで男子がご誕生にならないのも、
何か因縁のようなものを禁じえませんけどね。
現実問題どうするか?と言う問いに関しては、
私は旧皇族と呼ばれる方々の中で継いで欲しいと思っています。
もちろん、ポッと出のその方に敬意を表せないと言う人も多いだろうと思われますが、
それは、女性天皇の夫が一般人ってのとあんまし変わんないと思うしさ。
最も、旧皇族の方の中で天皇になっても良いという方がいるかどうか、、、
すごく問題ですけどね。
それを言ったら、女性天皇の夫になっても良いという
勇気のある男性がいるのかどうか、、、。
まさにお家の危機ですね。。。
って言うか日本国の象徴だけに、日本の危機だって。
柱を失えば崩壊する。
これだけは、歴史的事実なんだけどなー。