財務省の公文書が出て来るかな〜

森友学園との国有地取引に関する財務省の決裁文書が書き換えられた疑いがある問題で、財務省が８日朝の参院予算委員会理事会に文書のコピーを提出することで与野党が７日、合意した。

でも、財務省が８日に出すのは過去に国会議員に開示した内容と同じとみられ、書き換え疑惑の解明にはつながらずに紛糾する可能性がある。森友学園との国有地取引に関する財務省の公文書が書き換えられた疑いをめぐり、財務省は６日、参院予算委員会の理事会に「文書を直ちに確認できない」などと報告していた。

財務省の答弁を聞いていると、答弁とはこう答えるものだという見本見のようだなとおもう。もちろん皮肉を込めて言っているのだが、官僚諸氏はそれこそ東大卒なので高学歴、頭脳明晰なお歴々のはずなのに、その頭脳がこんなくだらない答弁をしていること、さらにTV放映をされていることを考えれば厚顔無恥としか言えない答弁だ。

問題の文書については「捜査の対象となっており、すべての文書を直ちに確認できない」とした。理事会で財務省の富山一成理財局次長は「（文書は）大阪地検にあり、原本という意味では近畿財務局にない」と説明した。職員への聞き取りも「捜査当局による事情聴取との関係に留意し行う必要がある」として、文書が書き換えられたかどうかなどについても明らかにしなかった。

野党は財務省の説明に納得しなかったし、他方、自民党の二階俊博幹事長でさえ６日の記者会見で「国会から要求された資料を出せないということは、我々も理解できない」と財務省を批判した。

森本問題は１年以上国家腕取り上げている問題なのに、全く進展していないように思う。朝日新聞は、国有地取引に関する森友学園との契約当時に作られた決裁文書と、過去に国会議員に開示された文書を確認したということからまた森本問題が始まった。

複数の関係者によると、昨年２月に土地取引をめぐる問題が発覚した後に書き換えられた疑いがあるというし、財務省が８日の参院予算委員会理事会に提出する文書は、契約当時の文書から内容が変わった文書の可能性もある。

また、くだらない答弁を聞かされるのかしら。