真面子の社会観察日記

社会で起きている様々なできごとを真面目に言いたい放題!

昔懐かしいナポリタン

2018年10月02日 | Weblog
大学生のころ、新宿紀伊国屋には毎週のように行き、ついでに、新宿京王名画座っという映画館が、今の伊勢丹お前辺りにあった。1970年代、学生運動真っ盛りのころ、大学1年から新宿の京王名画座と渋谷東急名画座によく通った。

当時の入場料がなんと100円だった。アメリカ映画だけでなくフランスやイタリアの映画も良くやっていて、いつも万人だった。浪人生の頃は、予備校が高田の馬場だったので、新宿で降りてよく映画を見た。勉強がスランプの時の気分転換には映画が一番てっとり早かったし、一人で楽しめる娯楽でも合った。

きっとその頃からだと思うが、映画は一人で観るものと思って、今でも一人で映画館に行くことが多い。今やネットでチケットを買い、座席指定までできるので、映画館には開演5分前に行けば間に合う。

今日は1日時間が空いていたので、ならば、まとめて映画を見ようと思って、11時20分から4時まで2本立て続けに見た。こんなことは久しぶりだ。今話題の映画だったのだが、それなんりに面白かった。5日から封切るエコライザー2が観たい。大好きなデンゼル・ワシントンが主演する。

予備校生のころから、映画を見たり、新宿の紀伊国屋さんに行くと、必ず、地下1階のスパゲティー屋さんに立ち寄った。そのスパゲティー屋さんは、ハムと、玉ねぎとピーマンを炒めたものに太麺のスパゲティーを一緒に炒め、真っ赤なケチャップをなみなみと注いで、フライパンで炒めて出す、ナポリタンだった。

当時としては、結構おしゃれな食べ物で、今風のパスタとは違ってスパゲティーはすでに茹でてあったし、アルデンテなんて言葉はなく100円だった。紀伊国屋=ナポリタンのイメージが強くて、いつの間にかその店は姿を消していた。

今日、映画の帰りに、久しぶりに紀伊国屋の地下街を通ったら、生麺のパスタ屋さんがあって、「昔なつかしいナポリタン」と銘打ったパスタが目に飛び込んで来た。4時までランチをしてなかったので、惑わず注文した。たっぷりの粉チーズとタバスコをかけて、なつかしい味でした。50年も前の青春のナポリタンでした。