真面子の社会観察日記

社会で起きている様々なできごとを真面目に言いたい放題!

奇抜な就職採用試験

2016年09月07日 | Weblog
最近の就職採用試験に、麻雀を取り入れている企業があると聞いた。理由は、麻雀は頭の良さと、判断力、決断力が分かるゲームだからだそうで、麻雀採用だそうだ。

ある人事コンサルティング会社は、コンビ採用試験をするそうだ。2人1組で受験し、何方1人が不採用になったら2人とも不採用と言うシステムをとっているそうだ。理由は、ライバルがお互いを成長させるからというものだ。

人事の方がおっしゃるには、今の若者は画一的で、履歴書の志望動機も何もかもが同じ様なものばかりだと嘆く。面接しても判で押した様な模範的な解答を用意し、準備してくると言っていた。破天荒な若者は余りいないってことだけど、彼らが生きてきた時代を考えれば、仕方が無いとも思う。

麻雀採用ときいて、ちょっと待てよと思った。今の若者は麻雀をする人が余りいないと聞いていたからだ。1970年代の男子学生は、授業などに出ず、雀荘に入りびたっていた記憶がある。

男子学生の殆どが麻雀をしていたように思うが、4人集まらないとやれないゲームで、時間が長くかかると言う理由で、若者の麻雀離れが進んでいると聞いていた。

1970年代は、街のあこちに雀荘が溢れ、学生街にも必ず雀荘があった。当時の娯楽と言えば、映画、麻雀、ボウリング、アイススケートくらいで、今の若者のようには遊ぶものが無かったように思う。

多分親御さんであろう方が、麻雀による採用試験は不公平だと言っていた。理由は、学生時代に遊んでいた人だからだと。麻雀が出来るからといって遊んでいたかどうかは私には分からない。

ただ、麻雀をしたことが無いから、麻雀で頭の良さ、決断力、判断力が分かると言うのも分からない。麻雀の印象は、タバコの煙がモクモクの中で、4人の男性達が騒がしい場所でゲームをしているという印象しか無い。

お世辞にも健康的とは思われない環境だなと思っていたが、今ではきっと全く違う雀荘が出現しているのだろうと推測する。私は時間がもったいなくてゲームや賭け事は一切やらないが、囲碁の学校には行った。

採用する側は、何とかして自社に適した学生を採用しようと必死なんだなと思う。

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