真面子の社会観察日記

社会で起きている様々なできごとを真面目に言いたい放題!

住み替える決断

2014年03月06日 | Weblog
5明会という女性の会がある。これは大学1年生の時、つまり18歳(私は浪人しているので19歳)の時からの友人5人で、4年間ギターサークルで過ごした友人たちだ。

半年に1度くらいの割で5人で会うのだが、今回の話題は『今の持ち家を将来に備えてどうするか」がテーマだった。全員が持ち家でマンションに住んでいる人はいなく、今は子どもも独立し、独り暮しが3人、夫婦だけで暮している人が2人だった。

私も5年くらい前から、母が亡くなった時のことを考えて、今の家をどうするか建築屋さんに相談していた。土地を二つに割って1軒家を2軒建て、1軒を貸す。今の家を手を加えずに他人に貸して、自分はマンションに住む。アパートに立て替えて、自分もそこに住む。全く新しく立て替えて、一階を他人に貸して、自分は2階に住む。など、様々なケーススタディーをした。

いずれも一長一短があり、決断しかねていたのだが、そうこうしている内に母があっという間に逝ってしまった。元消防官の女性は、相当具体的に考えていて、彼女がレクチャーしてくれたのだが、面白かったのは、5人夫々が今困っていること、家事でやりたく無いことが異なっていたことだ。

毎日の雨戸の開閉が嫌いだが、洗濯物をお日様に干すのは大好きだと言う人、雨戸開閉は苦ではないが、洗濯物は乾燥機が無ければ生きていけないと言う人、掃除が嫌いで大きな家は面倒だと言う人、独りだから食事は作りたく無いと言う人だ。

夫々がなぜその家事が嫌なのかを熱弁を振るうのだが、誰も賛成も同意もしない。時には2対3で勝手に話して、その人の話なんて聞いちゃいないのだ。つまり、オバさんになったってことだと思う。

私たち5人は夫々個性的で、全員がフルタイムで定年迄勤めあげた人たちだ。50年も経てば話題も変わり、今や住み替える決断をどこでするかという話題になっている。

「老人ホームの選び方」なんていう話題がもうそこ迄きているように思う。最後に、「健康でいなくちゃねっ」で、お開きとなりました。


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