娘が時々新聞記事を見て
「お母さん ホームレスの人がいい歌 投稿しているよ」と
いっていた。
その都度 どんな歌か読んでもらい
と感動していた。
娘によると 新聞社がお礼をしようにも
連絡が取れないらしいといっていた。
今朝の Ａ新聞にそのホームレス歌人の
歌が出ていた。
「ホームレス歌人の記事を他人事のやうに
読めども涙零しぬ」と。
そして 社会面には
「ホームレス歌人 気がかり返歌」との記事が。
投稿した はがきに
「皆様の厚意には感謝しますが、今は連絡を取る
勇気はありません。まことにすみません。」と、
丁寧な添え書きがあったと書かれていた。
その“勇気”が出るまで待ちたいが
「胸を病み医療保護受け ドヤ街の棺のような
一室に居る。」との歌が気になると、書いてあった。
これから日が長くなり 桜をはじめとした花も咲くころとなる。
この 投稿者の心に明るい春が少しでも早く
やってきてほしい。
私も ときに暗くなるけど そういう時には努めて
お日様にあたり 庭の花や 老犬サンタ
熟女犬 もも、 熟女猫 たま と話すことにしている。
勝手に愚痴っているだけかもしれないけど…。