きんちゃんのぷらっとドライブ&写真撮影

「しんぶん赤旗」の記事を中心に、政治・経済・労働問題などを個人的に発信。
日本共産党兵庫県委員会で働いています。

ポートアイランドに移転!? 兵庫県立こども病院が心配!

2012-03-21 20:32:58 | 医療・福祉・介護問題について
ポートアイランドに移転!? 兵庫県立こども病院が心配!


1970年に、日本で二番目に開院した「こども専門」の病院。現在は、神戸市須磨区の高台(須磨インター出口すぐ)にあります。
兵庫県全体の小児・周産期の救急病院としての役割があり、神戸市内をはじめ、県内の遠方から、県外からも患者が訪れる、歴史ある病院です。
神戸港の人工島・ポートアイランド(2期)への「移転計画」が問題になっています。


県立こども病院 ポーアイ(人工島) 移転計画は撤回を!



【不安要素1】東日本大震災、阪神淡路大震災の教訓いかされず!
津波の危険性

ポートアイランドの護岸や移転先の敷地が、県の予想する津波高さ(4メートル)よりも高いことを理由に、「大丈夫」と説明しますが、阪神淡路の地震でも護岸が壊され、より大きな将来の地震でどうなるかは未知数です。

液状化の危険性
ポートアイランドは、阪神淡路大震災のとき、液状化で砂の海になり、橋が落ち、水道やライフラインが止まり、「陸の孤島」になりました。災害のときに、病院の機能が、発揮される保障はありません。

【不安要素2】中央市民病院と隣接・一極集中に異議広がる
神戸の中央市民病院の隣接地に移転する計画ですが、地震や津波で両方とも被害をうけたら、どうなるのでしょうか?

【不安要素3】バイオハザードの危険性
医療産業都市をすすめる神戸市が熱心に誘致をすすめました。細菌やウイルスの研究も。災害やバイオハザードで、免疫力の弱いこどもへの被害が心配です。


「キャスト」でTV放映
(ABC放送、2011年12月)
“こども病院だれのための移転”で、日本共産党の杉本ちさと・きだ結各県議も出演。インタビューで、ポートアイランド移転の問題点を指摘しました。
番組では、東日本大震災で、津波による被害で、診療がつづけられなかった石巻市民病院の教訓も語られました。


日本共産党 兵庫県会報告 2012年号外 より転載
発行所:日本共産党兵庫県会議員団
神戸市中央区下山手通5丁目10-1
(078)341-7711内線5251



神戸市民病院も、「遠くなって救急搬送にも時間がかかって、通院する市民も不便になる」「現地で改修したほうが安上がりだ」と言って、ポートアイランド2期への移築に反対運動をしていましたが、出来上がってしまいました。
今度の「県立こども病院」は、まだ計画の段階です。こちらも須磨区の現地で改修・移築が可能だといいます。
今から運動を起こして、世論を巻き上げれば、ポートアイランドへの移築ストップは可能です。
「県立こども病院」は神戸市民や兵庫県民だけでなく、近隣の府県からの利用もあるといいます。頑張ってストップさせたいものです。

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