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「しんぶん赤旗」の記事を中心に、政治・経済・労働問題などを個人的に発信。
日本共産党兵庫県委員会で働いています。

思いやる相手が違う 米軍への思いやり予算に7年間で1兆8171億円

2008-10-18 13:41:35 | 過去の総選挙・参院選挙
米軍への「思いやり」予算~7年間で1兆8171億円。
一方、削られた社会保障は7年間で1兆6200億円。
思いやる相手が違う政治。今度の総選挙で変えないといけない。


思いやり予算思いやり予算

 自民・公明の与党は7年闇で社会保障費を1兆6000億円以上削る一方、在日米軍には同じ期間に1兆8000億円以上もつぎ込んでいるー。
 在日米軍への「思いやり」予算は、国民向け予算を切り縮める最大最悪のムダづかいである軍事費の中でも際だったムダです。2008年度予算で2501億円(SACO〈沖縄に関する特別行動委員会〉経費、米軍再編経費を含む)。02…08年度の7年闇では総額1兆8171億円に上ります。(当初予算べース)
アメリカの同盟国26力国の米軍駐留経費負担の合計を上回り、アメリカからは「世界でもっとも気前がいい国」と絶賛されています。
 内容もいたれりつくせりです。例えば、「思いやり」予算で建設した米軍司令官用の家族住宅は浴室が3つ、寝室が4つ。高層住宅でも寝室が3つも付いたものがあり、1戸当たりの面積は約137平方メートルと億ション並みです。
 一方で、自公政権は「構造改革」の名の下に、社会保障費を02年度に3000億円、その後は毎年度2200億円削減してきました。08年度予算までの削減総額は1兆6200億円に上り、医療、年金、介護、生活保護などの制度が次々に改悪されてきました。自公両党は今後もこの削減路線を続けようとしています。
 まさに、「思いやる」相手を闇違えています。
 もともと、「思いやり」予算は条約上も、日本側にはいっさい支払い義務はありません。日米安保条約に基づく米軍地位協定は、基地の提供は日本側が行うものの、在日米軍の維持経費は全額、米側が負担すると定めているからです。
米軍への「思いやり」予算をなくせば、年間2200億円の社会保障費の削減は直ちにやめることができます。目前に迫った総選挙の大きな争点のひとつです。

年度思いやり予算社会保障費削減削減の内訳
2002年度2665億円-3000億円

医療制度改悪(高齢者1割負担など)
         ▲970
診療報酬改定   ▲1830
その他      ▲200

2003年度 2725億円-2200億円

年金物価スライド引き下げ▲1150
雇用保険の給付削減    ▲500
介護報酬改定       ▲300
その他          ▲250

2004年度2707億円-2200億円診療報酬改定      ▲717
生活保護老齢加算縮減  ▲167
年金物価スライド引き下げ▲100
その他         ▲270
2005年度2641億円-2200億円介護保険制度改悪    ▲420
(食費・住居費全額自己負担)
公費負担医療利用者負担見直し▲38
年金物価スライド引き下げ▲100
その他          ▲43
2006年度 2559億円-2200億円医療制度改悪       ▲900
(現役所得並み高齢者3割負担)
診療報酬改定      ▲2390
介護報酬改定        ▲90
年金物価スライド引き下げ ▲110
2007年度 2373億円-2200億円雇用保険国庫負担見直し ▲1810
生活保護制度改悪     ▲420
(母子加算段階的廃止、医療扶助見直し)
2008年度2501億円-2200億円政管健保国庫負担見直し ▲1000
国保組合国庫負担見直し   ▲40
診療報酬・薬価等改定   ▲660
後発医薬品普及      ▲220
生活保護母子加算段階的廃止 ▲50
その他          ▲230

2004、05、06年度は「三位一体改革」としても社会保障費が削減されているため、合計数が合わない。参院厚生労働委員会調査室の資料から作成。
日刊「しんぶん赤旗」(9月28日付)より転載。


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