金さんの「あっちこっち」Hot Line

大好きな奈良を走る金さんの東奔西走の日常活動録。家庭菜園や地域活動や、学校支援に走ります。

一般質問が終わるNO506

2007年12月13日 | 過去の記事
先日も書きましたが質問と答弁時間で35分と言う事で質問は、行政側の考えを引き出す事が中心となります。

 今回、原油価格の異常な高騰が経済活動に深刻な影響をもたらしつつある事を示し、車を使えない高齢者の独居世帯や、老老世帯の方に取っては、安い所を探して購入に行く事も出来ません。 そこで福祉宣言都市として限定的ではありますが、灯油について生活保護世帯や独居世帯そして老老世帯に対して、配達価格と店頭価格の差額を補填する「福祉灯油」の取り組みが出来ないかについてお聞きします。

と質問を行ないました。

理事者からは、「北海道や東北地方ほどの積雪や寒冷ということもございませんので、ただちに導入する必要があるとは考えておりませんが、生活弱者といわれる人々に対する臨機応変の福祉施策を常に考えておく必要があると考えているところでございます。」

そして、「本市の冬場の灯油の消費状況がどの程度であるのか、
 また福祉施策としての必要度はどうか、
 「福祉灯油」のように本市が実施していない他の福祉施策との関係はどうか、
 市民の理解は得られるのか、
 仮に実施するとした場合に対象者をどのように把握するのか、
 高齢者に限定するのか、
 低所得者に限るのか、
 入浴券・映画券のように交付枚数を限定するのか、
 不正使用はどうやって防止するのか、

等考えなければならない問題が多くございますので、福祉都市宣言を行っている本市としてどうあるべきか、もう少し勉強させていただきたいと思います。ご理解を賜りますようお願いいたします。」(概略です)

政府が、11日にこの問題に対して、「低所得者に灯油の補助を行なう地方自治体に対し、国が特別交付金を支給する」との記事が読売新聞に掲載されていた事を知らない事はないと思いますが、上記のような答弁でした。

 「福祉灯油」の取り組みについては、勉強させていただきたいとの事ですが、理解はしますが、国の動向をしっかりと見据えて、対応に遅れをとらないように要望をしておきます。と言うと持ち時間の時計がゼロになりました。

 今回は福祉の問題として取り上げましたが、中小企業の方々も原油高騰の影響を大きく受けておられます。この問題を含めて今後市役所に積極的な対応を要望して行きます。

 明日からはそのための現場を訪問してしっかり現状把握をしたいと思います。



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