金さんの「あっちこっち」Hot Line

大好きな奈良を走る金さんの東奔西走の日常活動録。家庭菜園や地域活動や、学校支援に走ります。

質問原稿のつくり方

2006年09月07日 | 過去の記事
昨日、一昨日は市役所で質問調整を行い、夜は質問原稿作成で夜中まで。結果昨日はブログもかけませんでした。いつも質問の順番が回ってきて準備を始めると、いっさいの事が中断されてしまいます。
先ず、日頃から温めてきたテーマや、市民の方からいただいた問題提起や最近の問題点や、テーマの選定から先ず悩みます。

テーマが決まると下準備として、奈良市の現状調査や担当者からヒヤリングを行います。この時点で新たな問題の発見もあり担当者と激論を行います。というよりも私の方が一方的にしゃべっている事が多いのですが、あまりにも不勉強であったり、問題解決への情熱の無さを感じたりする場合は、逆にこちらからサゼスッチョンをする事もしばしばです。

しかし、行政マンは優秀だと思います。なぜか?それは、4月の人事異動があって着任をしてすぐにその課の制度や、法律の学習をするとともに過去の問題点の掌握をしなければなりません。日々の業務をこなしながら、部下を掌握しながらの業務知識を得ていく事は本当に大変だと思います。また、最近は、課長登用年齢が50歳以上でしょう?記憶力や根気がなくなる事もあると思います。しかし世間では最も充実した年齢で一番働ける年齢だと思いますから頑張っていただきたいですね。

ただ期待したい事は、現場をもっと知っていただきたい事と、問題解決能力や、時代の変化に鋭敏になっていただきたい事です。また、本当の意味でマネージメントが出来る事すなわち若手の能力を最大限に発揮させてあげるとこです。そして経営感覚です。

話が脱線しましたが、担当者と打ち合わせをしてから文章づくりを行いますが、これがまた大変!!!ひとつの問題や解決策を提案しても『それな無理です』『それは予定していません』『国で決まっていますから』との答えに対してどのような展開で良い回答を引き出す事が出来るのかを考えなければなりません。最近はインターネットでいろいろな参考資料が得やすくなりましたが、本や雑誌や新聞情報をかき集めて文章の構成にかかります。深夜の仕事になります。今までも何回も徹夜をした事があります。一番神経をすり減らす所です。

一応出来た質問を担当課に概略を示しますが、ここでまたひと悶着があります。けんけんがくがく、押し合いへし合い議論をします。結果決着のつかない事には『検討して参ります』で終わります。しかしこんな事で引き下がるわけにはいかないので、第2問目を用意します。この第2問目こそがこちらの力量が問われる所です。それはなぜかというと、2問目は通告をしなくて良いので、隠し球を持てるのです。これを行政側は一番いやがります。そこでこちらの意向に沿った答弁書を用意してきますので、『何とか後は要望にしておいてください』『何とか前向きに考えますから』と納得を求めてこられます。

それでも私はよく納得をしないで、質問をして行政マンを困らせてきた事がありました。退職をされた管理職の人には申し訳ない事をしたと思いますが、その事によってお陰で多くの実績を作らせていただきました。(先輩諸氏:ありがとうございました)最近は、笑い話も出来るようになりました。しかし市民が困っている事には妥協が出来ません。これからもどしどし発言をしていきたいと思います。

それで今度は、質問の時間調整です。原稿を書き始めると言いたい事がいっぱいでどうしても文章が長くなります。特に問題解決策を提案するときや、行政側がはじめのもことを質問するときは丁寧な質問になるのでどうしても文章が多くなってしまします。また複雑な質問をすると答弁時間も長くなるので時間の予測を間違えてしまう事があります。そこで原稿を何度も読みながら時間調整のためにまた文章を削ったり変更を行います。

そして、議場で出来るだけ棒読みにならないように読み上げの練習をします。

こうして質問原稿を書き上げて質問を行います。今日は一応今回の質問原稿を作り上げましたので、ちょっとひと安心をしているところです。これから第2問目の原稿や、要望事項を作成していきます。明日からいよいよ代表質問が行われます。

明日は、議場での様子をお伝えします。





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