金さんの「あっちこっち」Hot Line

大好きな奈良を走る金さんの東奔西走の日常活動録。家庭菜園や地域活動や、学校支援に走ります。

山賊は旅館の回し者?NO371

2007年06月29日 | 過去の記事
今日も忙しい1日でした。市民相談は、生活保護申請問題と、雑草駆除の問題でした。障害者関係の処理をしました。

 朝1番で荒井知事に面会をしましたが、行くと既に農林関係者を始め決裁を受けにきた職員が待っておられました。そんな中で、最初に面談をしました。その中で、就任以来次々と新聞紙上に掲載される知事の提案についてお聞きをしました。

 畭・大国県会議員が同席していましたが、最後に知事は、「私の答弁はどうでしたでしょうか」と両議員に聞かれていました。私は知事が初めての議会答弁を気にしているなど「面白いな」と思いました。国会議員の時は私たちと同じように質問をする立場だったのが反対になって答弁者になったので、気になったのかと笑ってしまいました。

 「良かったですよ、分かりやすかったしスピードも聞きやすかったし・・・・」と好評に胸を撫で下ろしておられたようでした。・・・・・・なかなかこんな事を聞けませんものね???

 市長には、8日に予定している、「大仏鉄道記念公園」除幕式への出席をお願いしました。

山添村へは、「片平あかね」(大和野菜指定)の生産状況や、今後の取り組みについて区長や農業者と懇談を行ってきました。野菜見本市開催の計画を話すとともに来年の「遷都祭」での出店を約束をしてきました。


 今日は、「ケナフはどこに? NO369」のコメントについて少し書きたいと思います。「旅行会社と宿泊業 (金田充史)」「旅連への反攻 (kin3)」「時代遅れ?か 先取り?か (金田充史)」の引き続きです。このコメントも是非一読ください。

 このように私の提案に対していつもご意見をいただく事は大変ありがたいです。そこで、私が提案しようとした奈良の観光振興について
1、「旅連(旅行会社)」によって同業者はライバルではあるが協力できないのか?
2、旅行会社の企画に会わせて宿泊業者が対応するので良いのか(受けて商売)?
3、奈良から打ち出した企画にそれぞれの旅行会社がバリエーションをつけて売り出してもらう事は出来ないのか?との疑問に対してコメントリレーが行われたのですが、その中で出てきた、

「時代遅れ?か 先取り?か 」とのコメントで、
[死んだ母親が言っていたのですが、「大八車で暗峠まで迎えに出た」と言っていた事を考えていて、ハタと思いつきました。旅行社もネットも無い時代に迎えに行っても意味が無い訳です。しかし何故行ったのか?此は、通りがかりの旅行客の手荷物を分捕りに行ったのでは無いか?分捕られた旅行者は、魚佐まで来ないと荷物が無いので必然的に宿泊します。とありましたが、「暗峠」とは、今の富雄の方で、大阪からの旅行者だと思います。そんな所まで荷物を預かりにいっていたのかとそのサービスぶりにびっくりしました。](現代とは大違い)

 ところが今は、修学旅行生のチェックインが5時30分以降でないと出来ないので旅行会社は、早く奈良に到着をすると無料で拝観できる「なら奈良館」の見学に来て荷物の保管をなら奈良館に依頼されるそうです。

 また先日お聞きした例ですが、宿泊先に荷物を忘れたのでと駅から電話をすると、「今は持っていく手(人)がないので、取りに帰っていただくか郵送しましょか」との返事だったそうです。同じような例が京都の宿泊先でもあったそうですが、京都では女将がタクシーに乗って京都駅まで届けてくれた」との添乗員の話がありました。

荷物を預かる事でも昔と今ではこのように違います。また奈良と京都と違います。サービス力の低下か?サービス業としてのプロ意識の低下か?寂しい気がします。

 そんな中で、金田氏が言わんとしている事は「旅行会社依存型からの脱却と、個店の独自性や創意工夫の必要性」を訴えられていると思います。

奈良の観光振興について、「もてなしの心」の必要性を叫ぶ方は多いのですが、また、奈良市では、「もてなし条例」を作ろうとしていますが。条例が出来ても本当にできるのかな???疑問符がつきます。

宿泊客獲得の方法・提案を求めます。どしどしご意見をお待ちしています。



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3 コメント

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宿泊客争奪戦 (金田充史)
2007-06-30 23:43:30
「マーケティング戦略・暗峠」と勝手に名前を付けていますが、お取り上げ頂きありがとうございます。此に気が付いた時「凄い」と云うより、今も昔もマーケティングという戦略が如何に大切か、と感じた次第です。母親は「先祖が行っていた」と言っていましたが、「先祖だけ」とは言っていません。多分・・・多分ですが、奈良の旅館で大挙して幟旗を立てて・・・解りませんが行っていたのでは無いか、と感じます。一人だけ気が付いて、なんて事は世の中ざらには有りません。それを考えると、暗峠の上は、旗を立てた大八車が沢山並んでいて、宿泊客争奪戦を峠上で行っていたのでは無いでしょうか?頭の中でイメージしてみて下さい。峠の上で旗が立ち並んで、客引きが大挙して声を張り上げて争奪戦・・・一度見てみたい気がします。

さて現代の「暗峠」は、何処に有るのでしょうか。我々のオヤジの世代は、「暗峠」は旅行会社に占領されて旅行会社が、暗峠から旅館までを案内する様に成りました。我々が待つ必要は無くなったのです。しかし今、旅行会社も暗峠で待っていても集客出来なくなってしまい、その結果、奈良の旅館・ホテルがアウトに成ってきています。で、新たな「暗峠」は、何処にあるかを探しに行かないと集客出来なくなっています。この解決策が「楽天トラベル・燈花会プラン」で有った訳です。この後、正倉院・修二会と立て続けに行いました。過去には「暗峠で待って集客」で有ったのを、峠越えでラッパを吹いて集めに回る、と云う手段が必要に成っています。ネットでバサッと効果的に出すのも手段ですが、一つ一つ説得して来て頂く、と云う手段も有ります。大海の中で魚を釣る如く、一件一件やっていく、と云う手段でしか手は無い、と感じますが如何ですか?
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ローテク&ハイテク (kin3)
2007-07-01 21:16:23
一番確実なのは、「口コミ」でしょうね。しかしローコストで多くの人に伝えるには、「ネット」は有力な武器でしょうね。

商売をする上で、マーケッティングは重要な武器だと思います。この重要性に対する認識が薄いように思います。しかし、この手法については我々は知識不足で、プロの必要性があると思います。

いずれにしてももっともっとプロの手法を学ぶ事が大切でしょうね。

接客
経営分析
宣伝方法
インテリア
料理
従業員教育等々・・・・・

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ローテク&ハイテク (kin3)
2007-07-01 21:19:03
一番確実なのは、「口コミ」でしょうね。しかしローコストで多くの人に伝えるには、「ネット」は有力な武器でしょうね。

商売をする上で、マーケッティングは重要な武器だと思います。この重要性に対する認識が薄いように思います。しかし、この手法については我々は知識不足で、プロの必要性があると思います。

いずれにしてももっともっとプロの手法を学ぶ事が大切でしょうね。

接客
経営分析
宣伝方法
インテリア
料理
従業員教育等々・・・・・

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