舞踊家 木室陽一 きむろよういち おどるおどる

木室陽一の舞踊活動が、次第に明らかに。創作・舞台・即興。彼は何処に居て何処に向かうのか。現在、愛媛・中島にて島暮らし中!

島はお盆で、

2015-08-14 23:38:56 | 舞踊の営み
ふと、思い立って、
島の宮野地区の海岸に来てみました。



そう、
お盆の灯籠流し。

宗派によっても、また、島の地区によっても、
行事の日程はまちまち、なのですが。


海に流れてゆく、灯籠が、ずっと先の方までゆるゆると続いていって、
本当に美しい。

空も雲の合間から、輝く星空。





おおよそ、だいたい、ぴったり3年前に、
初めて、この中島を訪れて。
そして、
やっぱり、たまたま、精霊流しに出くわしたのが、この海岸でした。

そうして、見上げたこの星空が素晴らしくて。
(*^_^*)
いま、この島にいます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドキュメンタリー映画「戦場ぬ止み」

2015-08-13 14:44:42 | 舞踊の営み
松山で、友人から紹介してもらったドキュメンタリー映画「戦場ぬ止み」を観てきました。

つい、さっき、
3時間ほど前ですっ。

「いくさばぬとうどうみ」
と読んで、
戦場(いくさば)は、とどめ(止め)、終わりにしよう。
の意とのこと。

沖縄・辺野古での昨年一年の動きを、
映画監督:三上智恵さんがドキュメンタリーに編んだもの。

松山での上映は、明日まで。
最終日直前っ。

やっと観に行けました。



20人ほどの人々の、いろ~んな在り方・生き方があって、
それぞれに印象が強く残ってます。

文子おばあちゃまの70年にわたる生きた歴史であったり、
和奏ちゃんの笑顔であったり、
武龍くんの背負ってる大人びた風情だったり、
寿里ちゃんの悔し泣きであったり、
口をつぐむ港のおばあちゃまであったり、
ヒロジさんの困った様子であったり、
武清さんの、また選挙だってよ~てつぶやきとか、
由里さんとチコさんが、海猿船にありがとね~と声をかけて、
それにポロリと人間味を出して応えてしまう海猿隊員であったり、

で、
そんな中でも、
反対なんかやめてしまえ、て言いながら、ありえないくらい見事な刺身盛りを差し入れてる漁師の仲村さん。
彼の、一見どっちつかずな在り方にも、興味惹かれました。

そんな人々が、それぞれに生きていて、
とある瞬間に一堂に会するのは、感動的だし、
だけれど、まだまだ現実は進行中で、いまそこにある危機であって。
また、それぞれの活動が続いている。



で、
自分に引き寄せてみると、

「暴力」に対して無関心になってしまいがちな、僕らの日常。を思いながら、考えてしまいます。

戦争が最大の暴力であるのは、もとより。
住む土地を奪う暴力。
命を脅かせる暴力。
お金で無言にさせる。
決められた事に従う、という職に就くこと。
こっから先は入っちゃいけない、なんていう状況。
反対を叫ぶ。

んーと、
もちょっと進めてゆけば、
自分の目の前にある、暴力の現場と結びつく、のですよね。

(^。^)

映画を観終わって、3時間。
まだ、こんな感想です。

松山・シネマルナティックでの上映、明日までですよね~!
お盆休み中ですが、
機会あれば、ぜひっ
明日のルナティック、朝10:30にいらしてみて下さい!

記憶の新しい中での、感想メモです~♪
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

8月のダンス

2015-08-12 11:03:20 | 舞踊の営み
今月も、踊ります。

恒例の〈 聴くダンス 〉シリーズです。
今回取り上げるのは、
ピンク・フロイドの1971年の名盤「MEDDLE(日本題:おせっかい)」です。



会場となる、ライブBAR「シングアウト」のオーナー:隅田さんが、
このピンク・フロイドのアルバムに収録されている曲「エコーズ」で、踊ってほしい!

という、リクエストを受けて。
(o^^o)
このアルバム全曲を踊りますです。

わぉ。

ちなみに、「エコーズ」はラストの曲。
なんと、一曲で20分以上という名作です。


わぉ、わぉー。





2015年8月28日(金)
午後7:30 開演。

会場:singing space SING OUT
(松山市三番町5-3-8 フレッシュリーブス 地下1階)

入場料:1500円 プラス ワンドリンクオーダー
なんと、おつまみ・食べ物は、持ち込みOK!です。\(^o^)/





て、いう記事を
いま書いてるのが、
この会場となるシングアウトの上、一階にあるカフェ「晴れときどき…」です。

僕を含めた仲間5人で始めた、シェアカフェ。
つまり曜日替わり・時間かわりで店長が変わるというユニークなスタイルで、共同経営しているカフェ。

はい、つまり僕も店舗経営してる、ってコトになるのかしら~
(^_^)
僕の担当は毎週水曜日の夜。
なので、
カフェと呼ばずに、
BARということにして、
「ようさんBAR」と名付けてます。


島暮らししながら、
みかん、レモン・ライムを育てながら、
それを販売したり、
ジュースに加工して、
やっぱり売り歩いたり、
そんな中で、ダンス公演を企画して、
こうしてお知らせしながら、
今夜は皆んなが集えるBARを開店。

正直てんてこ舞い。

(=゜ω゜)ノ

なんだけど、
ばらばらメチャクチャなようでいて、
なーんか繋がってるんですよねぇ。

不思議やぁ。

まだまだ追いついてないし、
未整理のまんまですけど、
それぞれ補い合いながら進んで行く予感です。



って事を、
シェアカフェ「晴れときどき…」今日の昼間担当「まったこカフェ」さんの
しぐれセット、を食べながら。

つれづれに、思うのでありました。
(*^^*)
松山は今日は曇りときどき雨。
残暑やわらぐかな、
今日も健やかな一日でありますように~♪
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

10日ぶりの、島帰り

2015-08-08 21:44:12 | 舞踊の営み
広島から松山へ!

高瀬進 氏監修
江里口暁子 さん撮影
の、不思議な雑誌「街角」のための、写真を撮影してきました。

昨夜、期せずしてふらりと下見して、その佇まいを確かめました。
広島平和記念公園、そして、原爆ドームにて。

早朝6時過ぎに、撮影開始。



川をはさんで、
向こうと、こちら側とで踊らせていただきました。

(^_^)

せっかくの広島でしたが、
今回は、誰にも会わずじまい。
広島のみなさま、連絡も差し上げられなくて、失礼いたしました~!


そこから、
フェリーで、松山へ。

初めて見る、
「北側からの」中島。


昔は、島の北側には、イワシ漁専用の小屋が並んでいたそうですが、
いまは、住まいの跡など、なにも見当たりません。

ゆっくり船は移動して、
馴染みの粟井地区やら大浦の港やらが見えてきて、
あ~、いつも島から眺めてるフェリーが、この船なんだなぁ。と、しみじみ。

いったん、松山港に降り立ち、
しばらく三津浜を散策してから、
しばらくぶりの島への船へ、と。

あすからは、
まずは、島生活にカラダをもどす、リハビリ♪ から始めようかと思います。



旅での印象を、
今回は、少し大事に、暮らしに取り込みたくてね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東京から、広島へ

2015-08-07 22:42:40 | 舞踊の営み
公演「サイガバレエの小さな歴史」 盛会にて終演しました。



総勢30名あまりの出演者。

前衛作品から、
ソロダンス、
舞踊劇、
狂言にも似た口上や、
日舞、
中国舞踊、
そして、シャンソン。

盛りだくさんの内容。

幕間には、ワインサービスもあって、
雑賀先生の、おもてなしあふれる一夜でした。

(^_^)

神楽坂の稽古場に、全ての道具を運びこみ、

奇跡的に通りかかったワゴンタクシー。
そのおかげで、運搬が一度に済んだ、有難さよ。

作業を終えて、坂を下ると、
堀の向こうのビル群と、
その下の隅っこに、

のぼる、月。



都会、というか、東京のもの凄さというか。

翌日は、
ひたすらダラダラして、心身の回復につとめました。

その日の夜も、
宿の窓から、
街と、その向こうに立ち昇る入道の稲光りを目撃しながら、

ちょうど、この時。
以前から気になっていたCDを入手して、
それを部屋で聴いていながら、
ふと、ジャケットの解説文を読むと、
なぁんと、その執筆者が大学時代の友人(先輩)で、あったりして。

いやー。
お久しぶりです。
今日、この音楽を届けていただき、ありがとうございます。
なんて、思いながら、
眺める稲光。



そうして、
今日は、
広島に移動。

ちょっと散歩のつもりで、
駅から、繁華街をウロウロ横切っていると、

うっかり、元安川に出てしまい。

初めて、夜の原爆ドームを眺めて来ました。



明日は、ここで、写真の撮影を行います。

早朝、ドームをバックに踊るシーンをカメラに収める、との事。


暑さもやわらいで、
涼やかな夜。
ですけれど、
昼間の熱が、潜んだままで、
おさめるチカラと、燃えさかるチカラとが、今でも拮抗している。


「安らかに眠って下さい 過ちは 繰返しませぬから」


いまのままの幸せ、
では、もうすでに危うくて、
いままでにない幸せ、
に向けて動く。
いまは、そんな時であると、さかんに告げられているように思えています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする