森を登ると

空が開けて
天から静寂が降ってくる


耳にしんと音が


気配のない気配
木立になにか見下ろされて

大暑の夕べ二回目

待つ。と、風。


前回が、内、ならば
今回は、外。でした


なにかがやってくる


暮れなずむ街から始まり、夜は室にいる。
今回→前回という流れで、さらなるドラマの可能性が見えました。


あなたのために。と、
観客が選ぶこと。

そこを通りやすく、高めてゆく。