今日は、夜明け前の午前7時から地区の大般若行事があった。
当地区では「おはんにゃ」と呼んでいる毎年恒例のもの。
三崎の伝宗寺から運んできた経典箱に大根をくくりつけ、その下をくぐる。
くぐった後には、“十六善神様”の掛け軸の入った箱で背中をたたいてもらう。
経典箱の中には大般若経の経典がたくさん入っており、その下をくぐるということは、
大般若経の威光をいただくのであろう。
そして、背中をたたいてもらうのは、厄除け、痛い箇所が治りますように、ということだろう。
ともかく、正月の行事だから、家内繁栄・健康などを祈願するのだろう。
この後、和尚さんをお迎えして、法要(大般若転読祈祷会)が行われた。
中央には、先ほど背中をたたいてもらった十六善神様の掛け軸が祀られ、
和尚の「般若心経」が始まる。
そして、地区住民代表数人が手分けをして「大般若経」を1巻ずつ手に取り、声を出して「大般若波羅密多経第○巻・・・」と唱えながら、蛇腹折りの経典をパラパラめくる。
その所作の後、「降伏一切大魔最勝成就(ごうぶくいっさいだいまさいしょうじょうじゅ)」と唱えて、地区の悪魔祓いをする。
こうして、パラパラめくりの終わった経典をポーンと叩いて下に置く。
これを10分間ほど続ける。
これは、経典の転読という意味合いがあるが、
本来は、パラパラめくって経典の傷んだ箇所のチェックをし、
そして虫がついていたら、それを叩いてつぶす、
という実務的な作業であったらしい。
読経、転読が終わったあと、和尚が分厚い経典の1巻を手にし、参加者一人一人の背中を数回たたいてくれる。
このたたきは少々痛いが、なかなか気持ちよく、シャキッとする。
法要の後は、和尚が持ってきてくれたお札を竹に挿して辻辻に飾る。
これは、災いや疫病など悪いことが地区に入らないように とのおまじないである。
今年も地区が安泰で、無病息災でありますように!
ご訪問ありがとうございます。
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「かんじゃまのつぶやき partⅡ」
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経典箱の中には大般若経の経典がたくさん入っており、その下をくぐるということは、
大般若経の威光をいただくのであろう。
そして、背中をたたいてもらうのは、厄除け、痛い箇所が治りますように、ということだろう。
ともかく、正月の行事だから、家内繁栄・健康などを祈願するのだろう。
この後、和尚さんをお迎えして、法要(大般若転読祈祷会)が行われた。
中央には、先ほど背中をたたいてもらった十六善神様の掛け軸が祀られ、
和尚の「般若心経」が始まる。
そして、地区住民代表数人が手分けをして「大般若経」を1巻ずつ手に取り、声を出して「大般若波羅密多経第○巻・・・」と唱えながら、蛇腹折りの経典をパラパラめくる。
その所作の後、「降伏一切大魔最勝成就(ごうぶくいっさいだいまさいしょうじょうじゅ)」と唱えて、地区の悪魔祓いをする。
こうして、パラパラめくりの終わった経典をポーンと叩いて下に置く。
これを10分間ほど続ける。
これは、経典の転読という意味合いがあるが、
本来は、パラパラめくって経典の傷んだ箇所のチェックをし、
そして虫がついていたら、それを叩いてつぶす、
という実務的な作業であったらしい。
読経、転読が終わったあと、和尚が分厚い経典の1巻を手にし、参加者一人一人の背中を数回たたいてくれる。
このたたきは少々痛いが、なかなか気持ちよく、シャキッとする。
法要の後は、和尚が持ってきてくれたお札を竹に挿して辻辻に飾る。
これは、災いや疫病など悪いことが地区に入らないように とのおまじないである。
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