レッスン室から

バイオリンレッスンの内容を、お教えします💛

バイオリンレッスン:初級編 2 妖精の踊り

2023-01-11 13:13:48 | バイオリンレッスン

妖精の踊りについて、書きます。

注意する点は大きく3つあります。

1つ目は、前の「二人の擲弾兵」に引き続き、付点の弾き方。

もう、嫌というほどいっぱい出てきます。

敢えてマルでは示していませんが、赤いスラーはすべてそうです。

長い音をしっかり、弓の3/4使って弾きましょう。

 

2つ目は、3小節目、レ#の3の指をしっかり高くしてミとくっつけること。

こちらは緑で示しておきました。

レ#、3の指をしっかり高くして次のミ、4の指とくっつけます。

この時、3指を立てすぎると上手く行きません。少し寝かして置くと4にくっつけやすくなります。

17小節からは3連符のアルペジオ(分散和音)が続きますが、これは、普通に練習すればできると思います。

弓が小さくならないように。

大きく使った方が、移弦をしっかりする練習にもなります。

私が注意する3つ目は、25小節からです。

私はこの部分は大抵、楽器をギターのように持って、ピチカートで練習してもらいます。

二人の擲弾兵から低1は出てきますが、この曲のこの部分で、1の指の位置が高くなったり低くなったりします指をどこに置くか、確認しながら練習しましょう。

楽譜の中に、緑字で書いておきました。

ギター持ちにしてピチカートで練習する理由は、押さえる場所が目に近くなり、どこを押さえているかハッキリわかるため。

その為、大体この曲までは、指盤にフレットを付けます。

 

以上3つがクリアできていれば、私はこの曲は合格とします。


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