秋田のキムカズが贈る気まぐれブログ

秋田に住んでるキムカズが気まぐれなままに書き綴るブログ。さーて、きちんと更新できるかな??

2/12 秋田ノーザンハピネッツ>対仙台89ERS○

2012-02-12 18:07:40 | ILoveハピネッツ




2月12日(日)
悔しい悔しい昨日の敗戦から一夜明けて、今日のキムカズは観戦です。
冬の厳しい寒さの続くここ秋田。
今シーズン初めて「整理券」が配られました。
10時50分のブースター先行入場に合わせて会場に到着したのが9時45分頃。
この時点で42番目。兵どもの多い秋田ノーザンハピネッツブースターです。
  

会場内に入り、特に今回紹介したいのがこちら。
対戦相手「仙台89ERS」からのメッセージ。
そう11ヶ月前の昨日、平成23年3月11日。私たちの忘れられない日。
そこから結束し、助け合い、立ち上がった「仙台89ERS」が今日の対戦相手です。。。
 

エキシビションは、女子が「下岩川 対 米内沢」、男子が「仁井田 対 寺内」。
特に、寺内小学校はキムカズの住む小学区。
当然、キムカズの子ども達二人も寺内小学校を卒業しました。
ゆえに、寺内小学校のプレーには自然に力が入ります。
 

さあ、選手たちのアップが始まりました。
昨日の決して内容がいいとはいえない敗戦後の今日。
中村HCがキャプテンの#2水町選手になにやら声をかけています。


そして、こちらが今日の感動場面の一つ目。
中村HCが外国人選手たちに直伝の指導中。
この選手たちに対する期待が伝わります。
  

試合開始前。中村HCはいま何を思うのでしょう?
名将ゆえ、キムカズにその心を推し量ることは到底不可能なこと。
ただ、名将でもやはり試合前は不安なのだろうか?という興味本位的な疑問だけ。
 



さあ、試合開始です。ティップ・オフ!


幸先よく試合が始まり、#1イージェイ選手のフリースローもすぽすぽ決まりいい感じで、
1Qは16対9で終了。よしっ!!
  

2Qは37対36。
 

中村HCといえば、このモーション。
熱い気持ちの入った指導者です。そして、めちゃくちゃオシャレでカッコいい!
 

3Qは、65対52。いい感じです。
すっかりおなじみのタオルダンス。会場内ピンク一色になる瞬間です。
 

4Q。オフィシャルタイムアウト時点で、72対61で11点差。
バスケットではまだまだ安心はできる時間帯ではありません。
なぜなら、4Qには大きなドラマが隠れてるから。。。いつもそう。


ほらね。残り2分31秒で72対71。ついに1点差です。
ところが、残り48秒8の段階で、80対72に。
8点差まで広がりました。
  

その背景には#0カイル選手の貢献が。
3ポイントシュート時に相手がテクニカルファールを取られ、
3ショット+1ショット。これを4本とも決めて4点ゲット。


結果、83対72で試合終了。ゲッツ!!
  


試合終了後の中村HCのコメント。
これが今日の感動場面の2つ目。
第一声が、やはりブースターへ契約解除された選手の不祥事への謝罪でした。。
中村HCもこの件では相当苦しんだんだな・・・と、容易に想像できました。


そして、最後に感動場面の3つ目が。
中村HC、退場間際に一直線に向かった先が、元能代工業高校バスケ部監督の加藤廣志先生。
何か会話をする、秋田バスケを代表する二人の名将。
日本のバスケ界をリードしてきた中村HCと、
秋田をバスケ王国に築き上げた加藤先生との会話。
会話の内容は分かりませんでしたが、ただキムカズには加藤先生の目が潤んでいたように見えました。
きっと、秋田の高校バスケを全国一の常勝チームで不敗神話を作り上げた加藤先生、
秋田をバスケ王国と言わせるまでに秋田バスケを作り上げてきた加藤先生、
そしていま、秋田ノーザンハピネッツという形で、プロの世界で秋田のバスケを実現できた。
そんな秋田バスケの生みの親である加藤先生にとって、
ハピネッツ選手の不祥事は大変なショッキングの出来事であったのではないかと想像します。
その事件が、せっかく出来上がったノーザンハピネッツに及ぼす影響度。。。

これもまた、名将加藤先生の思いを推し量ることはキムカズにはできませんが、
きっと、秋田ノーザンハピネッツの誕生を心から喜んでいる加藤先生なのだろうと思います。


今日の勝利。チームにとっても、
ブースターにとっても、そして秋田バスケにとっても、
とっても意味のある勝利だったように思います。

さあ、明日から楽しく生活ができそうだ。
とっても嬉しい2月12日だったのでした。