多人数から成る組織を円滑に進める為には、『ほう(報告)・れん(連絡)・そう(相談)』が重要と
提唱した、山種証券の会長・山崎富治さんが死去された。私が20年余り勤務した高齢者施設でも
『ほう・れん・そう』は重要視されていました。介護職員だけでも50人近くおり、昼夜交代制の勤務
体制では、入居者の状況や留意事項また職員間の意志疎通に『ほう・れん・そう』は不可欠でした。
現在、携わっている介護職員研修でも、チームワークに於けるコミュニケーション技術のひとつと
して、『ほう・れん・そう』は具体的に取り上げられる必修項目です。
ご家族の想いや願いを職員間で共有し、安心して頂けるよう配慮が必要ですし、きめ細かく報告
・連絡・相談することにより、相互に信頼関係が築かれます。多分これは組織内だけの問題でなく
親子・家族の間にも大切なことでしょう。核家族だの親子断絶だの言われる現在、改めて深く心に
刻みたい言葉です。
それにしても美味しそうな「ほうれんそう」だこと。冬の間は結構な高値で買えなかったけれど
漸く1束180円ほどに下がりました。春本番、スーパーの野菜売り場は新鮮な緑色でいっぱいです。
さぁ今夜は「ほうれんそうの胡麻和え」にしようかなぁ…“ま・ご・わ・や・さ・し・い”と言うでしょ。
健康な生活は食事習慣から…、毎日の食事に豆類・胡麻・わかめ・野菜・魚・椎茸・いも類などを
バランス良く摂取し、健康&快適なシルバーライフを心掛けると致しましょう。
どなたが?何時頃から?などという事は全然しりませんでした。社会生活の中で当たり前のように生まれいずる言葉のようにおもっておりましたが、それなりの歴史のようにあったのですね。
人間、社会生活の中で電化の著しい進化により、口(言葉)、文字(自筆)で表現しなくても、大丈夫なようにシステム化された部分がとても多いですが、やはり基本というべき事なのでしょうね。
原点かもですが、夫婦間でも「あ、、ん」の呼吸だけでなんとなく通じているようでいない事、ありとちょっとばかり反省かな・・?・・と思いつつ
ようやく北海道にも遅い春が…
日本語には『以心伝心』なる便利な言葉があり、言わなくても分かりあえる関係を大事にしますよね。
でも現在の複雑な時代には、矢張り言葉による説明・納得・了解が必要なのでしょうね。
『以心伝心』は、それなりに伝わった積りでも実は…って場合もありますものね。
『ほう・れん・そう』は、家庭でも社会でも意思疎通の基本かと思ってます。
情けなし日ハム 好調フォルラン