6日に発生した地震のため停電した上に交通機関もグシャグシャになった札幌、3日後のスーパーはどんな様子かリサーチして来ました。思っていた以上に食品棚がスカスカで特に冷凍食品や生野菜は殆ど無く、未明の地震&その後の交通機関の乱れで社員たちの出勤も侭ならなかったことが想像されました。親しい店員さんに尋ねると、明後日には商品が入荷し通常営業に戻れそうとのこと。今日は営業時間を短縮し、購入数量を限定し、何とか多くの人に商品が行き渡るよう配慮していることが分かりました。 客同士の「あらぁ牛乳が無いのね」、「此処に豆乳があるから今日はこれで間に合わせたら…」なんて会話が聞こえてきます。
2003年9月トルコを旅している時に苫小牧沖地震が発生し、現地でも大きく報道されていました。 その際にガイドが、日本人は災害に強い、パニックに陥らない、復興が早いと感心していました。日本人の強靭な精神性なのか、はたまた逆境への耐性なのか、よくは分からないけれど確かに人々は整然と行列を作り、黙々と指示に従っています。この我慢強い民族意識で数多の困難に立ち向かって来たのでしょう。北海道を襲った今回の大地震にも、必ずや人々は結集し復旧に務めることと信じています。取り敢えず今は現地の救出作業を見守り、負傷者の回復を祈っているところです。