kimitsuku独り言

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ひとりブツブツ独り言

♪・・ライラックの季節にボヘミア音楽・・♪

2015年05月22日 | 日記
     
                          
 初夏の訪れを告げるライラックに彩られた札幌の街、今夜は此の季節ぴったりのコンサートを
楽しみました。指揮:大井剛史、ヴァイオリン:伊藤亮太郎、管弦楽:札響によるボヘミア音楽。
 ボヘミアとは現在のチェコ中西部を指す地名で、周辺をドイツやオーストリアに囲まれており、
民族主義と自由闊達なボヘミアン気質で知られています。
 ボヘミアと聞くと先ず『ラ・ボエーム』や『存在の耐えられない軽さ』を連想するKimitsukuですが
音楽家でいうと、矢張りドヴォルザークやスメタナ、ヤナーチェクが代表でしょうか。
壮大な自然と、其処に生きる人々の哀歓を美しい旋律に載せて…、思わず胸が熱くなる曲目が
並んだコンサートでした。特に『モルダウ』は、いつ聴いてもこみ上げてくるものがあります。
 伊藤亮太郎さんのソロも素敵でした。マスネの『タイスの瞑想曲』、クライスラーの『愛の喜び』、
モンティの『チャルダッシュ』など繊細なヴァイオリンが奏でられ、まさに『初夏の夜の夢』…
豊穣な音の余韻に浸りつつ&ライラックの微香を楽しみつつ、HAPPY気分で家路に着きました。
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