2016年から放送されてきたNHK『介護百人一首』が終了するとか‥
介護する人・される人が、その折り折りの心情を詠んだ短歌を
時に楽しく時に切なく共感しつつ読ませて頂きました。
老いることの悲しさ苦しさ情けなさ、また人の優しさ温かさを
5・7・5・7・7の言葉に紡ぐ人々に、心打たれます。
最終年の100編に選ばれた中からKimitsukuが好きなベスト3
遅番の 介護を終えて 空見れば 上弦の月 屋根にかたむく
「ひとつだけ 食べてみたい」という母に 医者に内緒の 梅干しひとつ
眼や耳歯 すべて衰え 役立たず 残る口先 鋭く冴えり