KIMISTEVA@DEEP

新たな「現実」を構成するサブカルチャー研究者kimistevaのブログ

いまのガッコー

2008-07-23 08:34:29 | わたし自身のこと
演劇部の合宿が中止になった。

OBもOGも現役も、すべての人たちに大切にされている幸せな演劇部合宿。
その合宿がなくなったことの背景は、もちろんいろいろあるけれど、
その中のひとつに、
学校の生徒指導部側の「言いがかり」があったことは明らかだった。

そのことを、
いつも利用させていただいている合宿施設の利用手続きをしていただいている先生にメールすると、こんな返信が返ってきた。


「「何かあったら困る」これが今の学校の姿です。
教育の自由が奪われ、教師のやる気がそがれ、生徒の体験の機会が奪われているのが今の学校です。
後半年でそんな場所からおさらばできるのは楽しみとなってきました。」


ああ。
しょっちゅう「心臓病だ」「心臓病だ」と言って、ニトログリセリンを手放さなかったM先生も、元気にご退職を迎えることができたのかぁ・・・としみじみするとともに、
これから、教育に関わっていかなければならない者として、絶望的なことを言われて、正直、とまどってしまった。
もちろん、そんなこと、前からわかってたはずだけど。


教育ってなんなんだろう。
学校ってなんなんだろう。

自分の身を守るために、生徒の教育の機会を奪うのが、学校なのだろうか。
だとしたら、生徒たちは、どこで学びの機会を得ればいいのだろうか。

なんだか、わたしには、よくわからない。


最新の画像もっと見る