KIMISTEVA@DEEP

新たな「現実」を構成するサブカルチャー研究者kimistevaのブログ

わたしのことなんて、もういいから。

2007-01-17 16:30:02 | わたし自身のこと
気にしすぎか、ただの被害妄想か…と思っていたことが
「実は、現実でしたー!」ということは、人生の中で数少ないとはいえ、
確かに、ある。

わたしは、「嫌われないように生きる毒舌家」…という
果てしなく、アイロニーに満ちた存在なので、
そんなことも当然のように起こる。

わたしは常に最善を尽くしてしたわけだし、
少し信用を落としたくらいで、そこまで落ち込むことはないのかなぁ…、
とは思うだが、それで自分を納得させられないのはなぜだろう。

他の人が自分を信用してくれている、ということに過剰に期待しているのかな。
でも、そういう幻想を抱いても文句を言われない程度には、やるべき仕事の量も多いし、実際、仕事をしていると思うんだけどなぁ。

なんか、信用すらしてくれないなら、
与える仕事も責任も何もかも放棄してほしい…って思う。

自分の利益追求に生きる個人主義者とばかりつきあうのは疲れたよ。
個人主義的にしか生きられないくらし、殺伐としてる社会のシステムがもっと悪いんだけどさ。
わかってるよ、余裕がないだけだ…ってこと。
だけど、わたしだってそんな中で生きてる人間の一人なんだよ。


それでも、最後まで人間らしくありたい。
献身的でありたいとは思わないけど、
なんとなく、いろいろな人たちのために生きる自分でありたいな。


わたしのことなんて、もういいから。

自分のことを大切にしようと思った瞬間は数えるほどしかない。

2007-01-17 10:04:24 | わたし自身のこと
自分のことを大切にしようと思った瞬間は数えるほどしかない。

エステに美容室、自己啓発と…世間の人が、ますます自分への関心を増大させるのと反比例するように、わたしとは異なる誰かのことをずっと考えてきた。

わたしが生きているのは、他の人が存在するからだ。
わたしを必要とするかしないかはともかく、他人をいたわりたい、優しくありたいという思いの中に、わたしの生きる根拠は存在する。

こんなわたしに、周囲の人は
「もっと自分を大切にしなさい」と、
防犯ベルをくれたり、食べ物をくれたり、市販の栄養剤をくれたりするのだけど、そういうものを目にするたびに、
「ああ。こんなに自分のことを考えなければならないのか。」とめまいがする。


昔の人は、今の人ほど、自分を大切にすることに関心がなかったのではないか、と思うときがある。
そうでなければ、「国家のための」戦争なんて起きない。


…ああ。なんだか、もう、無理なのかな。
「ダメだ」「ダメだ」と否定されつづけたって、わたしにはどうしようもない。