サーカスな日々

サーカスが好きだ。舞台もそうだが、楽屋裏の真剣な喧騒が好きだ。日常もまたサーカスでありその楽屋裏もまことに興味深い。

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第三十九話

2010年04月17日 | 夢脳

マニラかバンコクか、アジアのどこかの町。
ホテルから彷徨い出た私は、夜の喧騒に満ちた街並みに足を踏み入れる。
ずっと裏通りを歩く。危険な香りがする。野良犬がそこここにうろついている。
私は向かってくる人にぶつからないように注意して歩く。
大通りに出ても混雑は変わらない。あちこちに銃を構えた兵士が立っている。
目的の場所はあるスポーツ雑貨店でどうやらそこでなにかを受け渡しするようだ。
その雑貨店はどこにあるのかなかなか見つからない。
ふと見上げると、照明に浮き上がった何本かの樹木が目に付く。
白く小さな花が満開だが、なんの樹木なのかはわからない。
写真に収めようと携帯電話を取り出すが、どういうわけかカメラには私の姿しか映らない。
モニター画面をくるっと回してもどうしてもモニターには私の姿しか映らない。
体が無性に汗ばんでくる。

図版:犬神

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