サーカスな日々

サーカスが好きだ。舞台もそうだが、楽屋裏の真剣な喧騒が好きだ。日常もまたサーカスでありその楽屋裏もまことに興味深い。

79日目「アジアンSPA(ヒーリングヴィラ印西)」/印西市

2009年02月22日 | 姪っ子メグとお出かけ

姪っ子メグ オジサン。なんか、寒々としてくるような頭が痛くなってくるような街道ねぇ。
キミオン叔父 だな。千葉だもんな。この道は、北総線に沿ってるのかな。日本全国、こんなもんかもしれないけどね。郊外の、チェーンショップが、無秩序に看板やサインを林立させてさ。醜悪なもんだよ。
畑の中を突っ走っている時はまだいいとしても、市街地や駅に近づいてくると、もう駄目ね。
たしかにねェ。オジサンが育った地方都市でも、街中は城下町でそれはまだまだ風情があるんだ。でも、国道沿いや新興住宅地にいたる道路沿いは、もう騒いだもの勝ちっていうのか、下品なんだよ。
60年代から70年代にかけてかなぁ、モータリゼーションの進展とともに、駅前も同じようなつくりになってしまって、それまでの牧歌的なレトロ看板が一挙になくなって、アメリカナイズされたチェーン店が乱立した。
郊外にドーナッツ型にニューファミリーってもう死語か・・・。
住んでる人には申し訳ないし、差別的言辞だけどさ、こんな光景見ながら育ったら、おかしくなっちゃう気がするね。「ケンとメリーのスカイライン♪」なんて煽っておいて、見えるのは、パチンコホールやブックマートやファミリーレストランや安売りショップばかりだもんなぁ。
なんか、高速乗ってる方が、遠くの景色だけ眺めてイライラしないわね。
まあ、車乗って、ドライブしている俺たちが、偉そうなこと言えないかも知れないけどな。
東京が近づいてきて、高層の光景と住宅街が見えてくると、ホっとしちゃうわよね。
運転はメグに任せて、オジサンは目を瞑って、チックコリアでも聞くことにしましょ。



オジサン愛読の「男の週末」のスーパー銭湯のミニ特集で、評判よかったんでしょ、ここ。
うん、すぐ影響されちゃうミーハーだからさ。牧の原モアというモールも初めてなんだけどさ。
印西市なんて、あたし知らなかった。
一時期は、千葉ニュータウン構想で、大発展が期待されたらしいけど、なんか、中途半端な開発に終わっちゃったんじゃないかな。
このスパは、バリ島のリゾート施設を模してるみたいね。施設インテリアは、バリのリゾートのデザイナーのようよ。
いいんじゃない(笑)。露天風呂の東屋もバリ風のつくりでさ・・・。壷湯につかって、「オジサンはバリにいるんだ・・・」って瞑想状態に入ろうとしてたら、餓鬼たちの「とうちゃん、おしっこ」の叫びで、我に返ってしまったけど。
まあでも、サービスは良かったわ。サウナエリアがいろいろあってさ。麦飯浴サウナはとても広くて、みんなごろごろしてたじゃない。汗かきながら、気持ちよく寝ちゃった。
ああ、よだれ垂らして、イビキもかいてたぞ!
オジサンだって、ニヤニヤして幸せそうだったわよ。なんの妄想夢にいたのよ。
なんか、貸切ヴィラでさ、インドアーユルヴェーダエステみたいなのやってたじゃないの。メグと一緒じゃなければ、ちょっと体験してみたかったんだけど(笑)
だれも、おやめなさいなんて、言ってないわよ。一番、感心したのはアジアンレストランね。ビュッフェスタイルなんだけど、有機自然食が売りだけど、味付けが良かったわね。
ランチは食べ放題のバイキング形式だったけど、ホテルバイキングに勝ってたよな。トレイのあれこれ盛り込んでさ、意地汚くも4往復もしちゃったよ。
あたしも、3往復か(笑)。その分、岩盤浴で脂肪をとりました。
まあここは、途中の哀しくなるような街道の光景を割り引いても、また来るに値するスパだな。もうじき、温水プールもオープンするみたいだしさ。
すっかり暗くなっちゃったわね。さ、レインボーブリッジ目指して、ひとっ走りよ!




 


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2 コメント

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週刊バリ島マガジン (週刊バリ島マガジン)
2009-05-07 19:09:56
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バリ島なんでも質問箱 (バリ島なんでも質問箱)
2009-05-24 14:25:35
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