不自由な体で生活することの困難は？

　　留守番を始めて四日、たった四日。　なのにぐったり。　朝、昼、晩三食を用意して片付けするまでの時間の掛かること思っている以上に時間を取られました。　冷蔵庫に出張する前に用意してくれた食材と冷蔵庫のドアに貼っておいてくれた献立表と見比べながら、今日の気分で決める。

ワゴンに食べるものを並べてパンはトースターに置き、ビニール袋に洗ってあるレタスを取り出しドレッシングを掛ける。　ヨーグルト、チーズ、牛乳出して並べる。　そこでゆったり朝食。　食べ終わるとすぐにワゴンで運びお皿を洗う。　すぐに洗わないと落ちにくくなるので洗剤を付けることになる。　僅かな食事量でも食べる時間が掛かる。　杖を使い物を持つことは不便で特にお皿は持てないのでもっぱらワゴンを使う。　ワゴンで行ったり来たりする。　

洗濯ものは一枚づつハンガーにかけ吊るす。　雨が降らない様に願いながら。　乾かないときにはハンガーにかけたまま整理ダンスの引き出しを少しだしそこへずらりと干す。

玄関に降りてドアを開け新聞を取り出す。新聞屋さんに頼んで郵便受けではなくドアのそばに置いてある大きめの傘立ての上に置いてもらっていた。　新聞を読んだところでとろとろ眠くなってしまった。

目が覚めるともう昼食の時間が迫ってきた。

食事に時間が掛かりすぎて他のことが出来ない。　でも食べないわけには行かない。

今回は工夫したことがあります。　火を使うことが禁止されているので火を使わないで作れる工夫をしてみた。

豚汁のカップに熱いうちに卵を落とした。　生卵で食べるよりおいしくなった。　

一日の食事に振り回されることに疲れてしまう。まだ七日も残っている。　　

明日の昼食はリハビリ施設で頂けるので楽しみです。