浜崎ヒカル交通館ブログ

浜崎ヒカルの独り言などを載せています。

JRダイヤ改正

2008年03月15日 20時44分51秒 | 公共交通
本日15日は、JRグループ一斉にダイヤ改正が行なわれた。
わたしにとっては、残念な内容が多い改正である。
当ブログでも、何度も、記事にしたが、ブルートレインの大幅削減である。子供の頃からの憧れだったブルートレインの多くが姿を消し、残りの列車も僅かとなってしまった。それらの列車も、その先は長くないかもしれない。
それ以外の主な内容は、新幹線N700系の増備や「のぞみ」「ひかり」の停車駅の増加による利便性向上などである。
他には、おおさか東線開業(ただし、開業当初から、専用車導入はいただけない)や、新駅開業などが挙げられる。
わたしの地元岡山県でも、西川原駅が開業した。建設費は、学校法人就実学園が負担していて、就実大学の学生の利便性を図るために設けられた駅といえる。
わたしは、忙しくて、まだ同駅を訪れていないが、近日中に見学に行きたいと思う。
関西圏では、紀州路快速や関空快速の増便や編成両数の統一による乗車位置の統一化が図られた。そのほか、おおさか東線開業などに関して、直通快速列車の運行なども行なわれている。
こうして、都市部の通勤路線の利便性が向上した。
しかし、近年のJRグループの動向を見ていると、新幹線と都市部の通勤列車のスピードアップと増発さえすれば、他の旅客ニーズは、無視・切り捨てして良いという認識が、各社にあるように思えてならない。
新幹線や大量輸送の通勤電車だけが、鉄道のすべてというわけではない。
もっと、鉄道の長所を活かしながら、旅情や旅の楽しさを創作する列車も大切にして欲しいとわたしは思う。
今回のダイヤ改正のブルートレイン大幅削減は、夜行列車全廃を目指した宣告のように思えてならない。
「ただカネ払って移動するだけの機械」でしかない鉄道にならないことを、わたしは願っている。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« さようなら「あかつき・なは... | トップ | カメラレンズ購入 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

公共交通」カテゴリの最新記事