ベルばか日誌

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ヅカばら、アラン編  その2

2008-10-15 16:41:56 | ベルばか日誌
<ネタバレあり。かなりネガティブな感想も入っております。
特に携帯で閲覧なさっている方
ネガティブな部分は小声でこっそり発言しておりますが、携帯のテンプレートでは書式が反映されないため、不快感を抱かれる方もいらっしゃるかもしれません。
お気に障られる可能性のある方は、閲覧を控えてくださるようお願いします>


第一部「外伝 ベルサイユのばら―アラン編―」が始まりました。

主役登場。場内大拍手。あ、このタイミングで拍手しなきゃいけないのね、と周囲に合わせてパチパチ。
・・・ふーん、これがアランか。
なんか早口でセリフがわかりずらいなー。音響のせいもあるのかな?

で、これが幽霊のディアンヌちゃんね。
この人が娘役のトップだよね。
なんかセリフも表情も一本調子じゃない?
アランに対して前屈みになってささやくようにしゃべってるけど、泣いてるんだか笑ってるんだかわかんないような・・・。
最初から最後までずっとそんな感じ。


場の転換の合間には、手前に百合柄のカーテンが降り、その前で演技が続く間、カーテン内部では大道具替えが行われています。
その大道具の移動する音が大きいんですよ。バッタンバッタンと。
前の方の席だっていうせいもあるかもしれませんが、中でトンカチでトンテンカンテンやってるのが丸聞こえでうるさいこと。
お芝居は続いてるのに、それが台無しになるほどです。
なんかなー、学芸会じゃないんだからさ、プロの舞台なんだから、もうちょっとスマートにできないもんですかね。
××市民会館ていう、慣れない会場だから仕方ないのかな。



オスカル様、アンドレ、登場。

おお、このアンドレ、いいわ~。
私がアンドレ好きだからいいと感じるのか、それとも脇役好きだからいいと感じるのか。
なんかね、オスカル様を一歩離れて見守る感じがすごくいい。
静かでいて、しかも内に熱いものを秘めてるっていうのが伝わってきます。
演じているのは、壮 一帆さんね、よし、覚えておくぞ。

それと娘役で、あ、この人いい、と思ったのは、お名前も役名もわかんないのですが、衛兵隊員フランソワのねーちゃん。
え?フランソワにねーちゃんいたんだ、っていうのはともかく。
革命の戦闘で市民が踊るシーンで、前の方で踊ってらっしゃいましたが、お上手で存在感もあったな~。


ストーリーの詳細は、他でも紹介されていると思いますので割愛しますが、筋書き的には原作にほぼ忠実、と感じました。
実は脚本の第一印象は、原作のセリフツギハギじゃん?でした。
でも、そっか、こういうの原作に忠実ってゆーんだ、と思い直したんであります。


セリフといえば、あれっ!?と思った所があります。
無理チューの前だったか後だったか、アランのセリフで
「オスカルは俺なんかよりずっと、アンドレのことを愛している」
・・・えっ?逆じゃない?話の流れからしたら、アンドレは俺よりずっとオスカルのことを・・・じゃないの?
私の聞き間違いかなぁ?(だとしたら申し訳ないです)
それとも、本当に↑のセリフで脚本どおりだったのかな。(OAがめでたくラブラブになったのを表現しているとか?)
何しろ早口でいらっしゃるので、あれっと思ったときにはお芝居はどんどん進行していってしまって。
もし本当のところをご存知の方いらっしゃいましたら、こっそり教えてくださいませ。



そして最後にアランが鉄砲で撃たれて死に、幕。
・・・はぁ、終わった。
なんかあっさり死んじゃったね。
すっごく感動したわけではないけど、がっかりしたわけでもない。(ストーリーは、よそ様で予習済みだったせいもあるかもしれません)
まあ、こんなもんかな、っていうのが感想です。
やっぱりあたしにはアランは対象外、アンドレのほうが好きなんだわ、っていうのも。


休憩時間、私の並びの席の、年配のおば様方の会話が耳に入りました。

「あたし漫画って興味ないから・・・池田なんとかさんってひとが描いたんでしょ?」
「でさ、どっちがアラン?」

・・・
この「どっち」って、多分アランとアンドレ、どっちがどっちだかわかんなくなったんだろうな。
二人とも髪は黒の短髪。アンドレは両目だし、完璧にキャラかぶってます。
衛兵隊の青い服は、アンドレの方が微妙に色が薄かったけど、おば様にはわかりにくかっただろうね。
原作を知らなきゃセリフも聞き取りづらいし、ストーリー何が何だかわかんないかも。



その3につづく