ベルばか日誌

ベルばら好き主婦、Kimeの妄想満載「ベルばか日誌」
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「永遠の~」展 その6

2008-09-10 17:03:47 | ベルばか日誌
地元で開催された「永遠の~」展ですが、結論から言うと行けませんでした。


振り返ってみると、行くチャンスは3日ありました。


1日目、平日。
仕事が休みなので、行こうかな~ど~しようかな~、なんて前日から悩んでたのですが。
当日早朝、娘さる子が発熱。下痢に嘔吐。
当然お出かけどころではなく、病院に駆け込みました。
幸いその日の夜には熱も下がり、翌々日には普通に保育所にも行けました。
それにしても母親が休みの日に病気になる子供って、親孝行なんだか親不孝なんだか。
会社に平身低頭して「休みます」電話しなくていいっていうのはラッキーなんですけど、遊ぶ予定があるとチェッとか思います。


2日目、平日。
仕事も休みだし銀行に行く用事もあるし、よしっ、ついでに行ってくるか~、と出かけたのです。
ところが!
用事を済ませ、会場入口に来たところで「入場無料ご優待券」を忘れたことに気付く・・・。
ああ、私って、バカ、バカ、バカ。
忘れちゃいけないと思ってテーブルの上に出しておいて、そのまま忘れてきちゃったのよ。
妄想モード半分で生活してるから、こういうウッカリはしょっちゅうなのよねぇ。
タダで入ろうと思って来たのに、今更正規料金払って入りたくないなあ、とせこい考えで、入場を断念。
グッズ売り場をちょっとウロウロし、スゴスゴと帰宅。


3日目、休日。
娘さる子を連れて会場近くまで行く用事があり、しかも30分ほど時間をつぶす必要が生じました。
バッグには「入場無料ご優待券」もしっかり入っています。
・・・この際だから連れて行ってみるか?
ちょっとでも興味を持つようだったら、入場してみようかな。
会場は某百貨店6階。
このフロアには子供服、オモチャ売り場などがあります。
たまたま会場入口前では子供服のワゴンセールをやっていました。
「ほら、さるちゃん、いいな~っていう服はない?」などと入口付近に誘導。
ワゴンの並ぶ前面には、オスカル様やアントワネット様のでかいイラストが飾られています。
さる子は時折そちらに視線を移すものの、さして興味を抱かず。
服にもあまり興味がないようなので、場所を移し、何気にグッズ売り場に連れて行きました。
「ほら、きれいねえ」などと誘い水をかけつつ売り場を一巡するも、さる子、興味なし。
そこで会場出口を指差し
「この中で絵とかドレスとか飾ってあるよ、行ってみる?」
「やだ」
「ほら、お人形とかもあるよ」
「行かない」
・・・はあ、拒否ですか。
さる子がふと足を止めたのは「永遠のベルサイユのばら」本を山積みにして売っている場所。
あの「飛び出す絵本」的な付録がありますよね、あれがディスプレイされていたのです。
「わあ、これお城みたい。きれい~」
おお!食いついたか!!
そこで私も「わあ、お姫様だね、きれいだね~」
しかし、さる子
「・・・でもちょっとやだ」
やだ!?なんで?
「・・・う~ん、なんかやだ」
一体何がそんなに嫌なの!?
思わず問い詰め口調で尋ねてみましたが
「・・・え~?・・・う~ん・・・」
とにやにやして首をかしげるばかり。
5歳児には自分の感情の理由の説明なんて難しいですよね。

結局ベル絵も「永遠の~」展も、さる子のお気に召さなかったようで、入場は断念。
後ろ髪を引かれつつ、娘の手を引いてオモチャ売り場へと向かったのでした。



そんなわけで、私は地元「永遠の~」展に行くことがかないませんでした。
やっぱ2日目に券を忘れたのが痛かったよね。つくづくバカだなあ。
でも日本橋で一度見てるから、まあいいや。


それにしても、さる子はベル絵の何が気に入らなかったんだろう。
長髪で華美な服装の男性陣(O様を含む)がキモかった、のかもしれない・・・。