氣まぐれ剣士の言いたい放題

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402 眠り

2006-09-30 11:11:40 | Weblog
氣まぐれ剣士の言いたい放題

402 眠り


ロシアに、47年間どうしても眠れなかったという女性がいるそうです。その方はテレビの中のインタビューでこんな風に答えています。

「眠れないということは、肉体的な痛みや苦しみよりも、もっと深いつらさです。それは孤独というつらさです。単に夜の闇に閉ざされた中で、たった一人目をさましているという孤独感でなく、果てしないたとえようのない深い深い孤独でした」

彼女は、47年眠れなかった後に、眠りをとりもどすですが、そのときのことについて、「真の孤独を体験した私は、再び眠りを取り戻すことによって、愛という物がどんなにすばらしいものかを理解することができました。

人間は寝ている間に、深い意識を超えた世界に入ります。眠りを通して共通の『命』を生きるのです。そこには命のつながりがあって、皆、無意識の中で温かい思いを交換しあっているのです」と言っています。

ナチスの恐ろしい拷問の中に、眠らせないというのがあったのだそうです。眠らせないということは、恐ろしい肉体の拷問にも負けないほど、人間にとっては苦痛だそうで、眠らないと精神が破綻をきたすのだそうです。それは疲れを回復できないと言うことだけでは、おそらくないのですね。きっと心がつらくてつらくてたまらなくなるのでしょうね?

私たちはそれぞれ、自由に自分の気持ちで、いろいろな判断をして、人と出会って生きています。でも、大きな宇宙といつも、どこで何をしているかということがつながっていて、そして、いろいろな情報を交換しているのですね。

そして、夜眠るときには、宇宙と私たちは、つながるというより、ひとつになって、解け合っていられるのかなとそんな気がしますね。
それなのに、どうして、子供たちや私たちは宇宙とつながる、眠りを時に、おそれて、母親や、誰かと一緒に眠りたくなるのだろう・・・

 本当に眠りは不思議ですね。眠っているときは、宇宙とつながっているのかも知れませんね。そして夢で知らせてくれているのかも知れません。神様は全てを知っているのでしょうね。あの人のことも、このひとのことも、自分のことも。だから神様に嘘を言う人はいません。だってすべてを知っているのだから。

次回もお楽しみに
以上