きまぐれ鳥見んぐ

野鳥たちとの出合いを求めてのきまぐれ鳥見日記

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蔵王Ⅲ②’20.7/17

2020年08月04日 | 蔵王・その他高山
後編は、イワヒバリ以外の鳥さんをまとめて。
レストハウス脇の低木帯のところで、盛んに鳥の声がするので、行ってみた。「チリリ、チリリ。」と、カヤクグリの声だ。しかも、複数いるようだ。「もしかすると、幼鳥かな?」と、姿を探すと、3,4羽飛び立って、低木の中へ入っていった。姿を確認すると、やはりカヤクグリだ。盛んに動き回り、飛び回っているが、時折、木の梢に止まるので、双眼鏡で観察した。体の色や羽模様は成鳥と同じに見える。成鳥なのか、幼鳥なのか、姿を見ただけでは識別できなかった。ただ、1羽だけで動いている個体と、他の個体を追いかけるようにして動いている個体がいた。おそらく、親1羽だけでの単独、親を追いかける幼鳥という親子のパターン、幼鳥の兄弟のパターンといった3つのパターンかと思われる。

ここでは、ビンズイも見つけることができた。エサを咥え、子育ち真っ最中のようだ。ウソも2,3羽飛んできたが、近くに止まることはなかった。

だいぶ時間を費やしてしまったので、イワヒバリポイントに急いだ。イワヒバリを観察撮影していると、小鳥が1羽飛んできた。ヒバリかと思ったが、見ると、何とカヤクグリだ。イワヒバリポイントのこの斜面で、カヤクグリを見たのは初めてだ。自分を追いかけてきたのかな?まぁ、そんなことはないだろうが・・・。斜面は石が多く、低木などはわずかしかない。こんなところにもカヤクグリのエサはあるのだろうか?そろそろ引き上げようと、斜面を上り、登山道を下っていくと、またまたカヤクグリと遭遇。先ほどの個体だろうか。・・・と思ったら、2羽いる。エサをねだるような仕草は見られない。という事は、兄弟だろうか。そして、ウソのペアも飛んできた。

最初のウソの画像は、帰りの刈田岳駐車場にて撮影したもの。
こんな感じで、今回はイワヒバリ親子、カヤクグリ兄弟?親子?をたっぷり楽しむことができた。また、帰りの刈田岳駐車場では、ウグイスがよくとまる木にアカハラがとまっているのに出会うことができた。

なので、植物編は、時間的になしとなった。では、蔵王シーズンはこれにて終了という事で・・・。

【出会った鳥たち】 イワヒバリ親子、カヤクグリ複数、ビンズイ複数、ウソ、アカハラ 他

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2 コメント

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こんにちは (ロメオ)
2020-08-05 11:15:32
暑中お見舞い申し上げます
カヤクグリもウソも、冬枯れの中で見るより生き生きとしていますね。
二羽、三羽と一枚の写真におさめらるなんて、うらやましい限りです。
蔵王は夏でも涼しいのでしょうね。

昨日は、昆虫撮影に行きましたが、汗が滝のように流れてきました。
熱中症になりそうで、短時間で切り上げてきました。
NOBUさんもどうぞご自愛くださいませ。
ロメオさん (NOBU)
2020-08-05 18:10:31
ご訪問有難うございます。
ほんと、連日暑さが続きますね。
明日も山形は35度の猛暑日が予想されています。
暑さに弱い自分は、涼しいところ、涼しいところを探して鳥見しています。
やはり、この時期は高山に限りますね。
ロメオさんも、熱中症には十分気を付けてください。

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