フォルクスワーゲンは、新型『ゴルフ』(Volkswagen Golf)を10月24日、ドイツ・ヴォルフスブルクで初公開すると発表した。ゴルフは、フォルクスワーゲンの主力車種だ。初代ゴルフは1974年に発表され、世界のコンパクトカーのベンチマーク的存在となった。新型ゴルフは8世代目モデルになる。新型ゴルフには、効率的な新エンジンをはじめ、強化されたサスペンション、デジタル化されたコネクティビティ、最新の先進運転支援システム(ADAS)などが採用される。エクステリアのデザインは、これまで以上にダイナミックでありながら、すぐにゴルフとして認識できるものになるという。インテリアには、新鮮な色使いとファブリック素材を導入する。新世代コンパクトモデルのデザインと新しいデジタルコックピットを定義することを目指す。新型ゴルフには、新開発のマイルドハイブリッドシステムが搭載される。欧州で導入車種が拡大している48Vのマイルドハイブリッドシステムを採用する。新型ゴルフでは、エンジンに48Vのベルト一体型スタータージェネレーターと48Vのリチウムイオンバッテリーを組み合わせる。高速道路など低負荷走行時には、エンジンを停止し、惰性走行することが可能だ。これにより100km走行あたり、燃料を最大0.4リットル節約する。また、このマイルドハイブリッドシステムは、始動時に電気的ブーストをかけ、駆動トルクを増加させる小型軽量な発電機として機能する。これは、エンジンをスムーズに始動させるのが狙いだ。さらに減速時には、スタータージェネレーターはバッテリーに電力を蓄える機能も果たす。なお、フォルクスワーゲンは新型ゴルフの48Vマイルドハイブリッドについて、欧州での発売当初は排気量1.0と1.5リットルエンジン、デュアルクラッチトランスミッション(DSG)との組み合わせになることを明らかにしている。
新型車の情報はこちら スクープ!NEWモデル!!
kimlogをご覧頂きありがとうございます
(株)ケイ・アイ・エム KIM OFFICE co.,ltd