日産のコンパクトクロスオーバーSUV『ジューク』の、次期型に関する最新情報を入手した。個性的なデザインの行方も気になるところだが、注目はパワートレインだ。次期型ではプラグインハイブリッド(PHEV)が搭載されるという。次期型ではルノー『クリオ』や、『キャプチャー』次世代型と共有する「CMF-B」プラットフォームを採用。ホイールベースを延長し、フットスペースやヘッドルームが向上するだろう。エクステリアでは、ヘッドライトをシャープに再設計するとともに、特徴ある丸型ヘッドライトを継承、フロントグリルは大型化されることが確実視されている。またテスト車両からは、ブーメラン型テールライトがリアゲート開口部を跨ぐデザインへと変更されているのも確認できる。パワートレインに関する最新情報では、1.6リットル直列4気筒エンジン+電気モーターのPHEVモデルを設定。9.8kWhのバッテリーと組み合わせることでEV走行30kmを可能にするという。また1.0リットル直列3気筒ターボエンジンと1.5リットル dCiディーゼルエンジンのマイルドハイブリッドをラインアップし、ハイグレードは全輪駆動がオプション設定となる。スマートフォンとつながる最新世代のインフォテインメントシステムや、「プロパイロット」の搭載も期待できそうだ。ジューク次期型の発表は、今秋以降が有力とみられる。
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