単独飛行

今は子供の頃などを振り返り自分の中を探検しています

自分に関係ないものをけなす男

2020年08月06日 | 男の話

 

 たまにいますよね、突然に何かをけなす男。

 

 けなし方にもいろいろあるけど「豪華列車なんか乗る奴の気がしれない」とか「高級リゾートホテルなんか泊まるのはアホやろ」とか言うのありますね。

 本人は、気持ちよくバカにしたつもりなんだろうけど、私はその手のけなし方がいちばんケチくさくて嫌いだ。不愉快な騒音というか。

 そもそもハナからそういう列車に乗ろうとかホテルに泊まろうとか思いもしないんでしょ?「お前の人生に関係なかろうが!!」ですよ。

 豪華列車にいろいろ乗っててその上で「あれはよくない、こっちのはいい」とか批評するならまだしも。

 男は女に自分をよく見せようと思うとき、カネのかかってるものをけなすということをする場合がある。手っ取り早い方法である。しかしそれはすごく難しい。

 そこまでの話でだいたい価値観があってて「あんまり気取ってる店って疲れるよね」「そうそう、食べ方にうるさい蕎麦屋とか」「ああーそれそれ」みたいなときは逆に盛り上がりますけどね。

 こういうけなし行為って、女性でいえば美人をけなすようなもんでしょうか。

 いつかフェイスブックで知り合いが安室奈美恵の引退を惜しんで「彼女はいつまでも若いよなぁ~」とコメントしていたんですが、「私だって劣化してませんよ」と書き込むと、「おいおい、あなた安室奈美恵と張り合うんですか、すごいなあ(苦笑」と突っ込まれましたが似たようなもんでしょうか。

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エッセイの終焉?

2020年07月25日 | インターネット

 

 もう数年前になるけれど、友人と話していたときのこと。

 彼女は趣味のサークルに入っているんだけど、そこは50~60代の女性ばかりで「一緒に話しているとき、ホラあれなんだっけ~ってみんな名前がすぐに出てこないのよ、でも誰一人検索しないの。オバサンはスマホ持っててもググるってことしないの、アホだよね」と笑っていた。

 そういえば、若い人と話していると、話の途中ですぐにスマホを取り出して私の話した物事などを検索している。「〇〇って、どういう意味?」とは聞かずに。

 そう。今やこの世にわからない物事はなくなった。他人に聞く必要はもうほとんどない。

 私の書いているようなエッセイ的なものは、「空ってなぜ青いんだろう」みたいな掴みで書いていくことが多い。でもそういう身の回りの疑問のようなものは、ググればすぐにわかる時代になった。エッセイの終焉である。

 それでもなおかつ、「なぜ〇〇なんだろう」などと書いたりすることがある。そんなとき「こいつググることを知らないバカ女だな」と思う人もいる。そしてやっきになって教えてくれる人もいる。

 果たして私はググらないのだろうか? なぜググればわかるようなことを書くのだろうか? ・・・というふうに疑問に思ってほしいけれどね。ちょっと考えればわかることだと思うけどね。つまりはわざと書いているんですよ。ググらずにちょっとトボけて読者をひっかけようとしてるんですよ。あるいは自分流に変なことを考えて楽しんでるんですよ。え? そうです。私はものを書くのが大好きなんです。だから書いているんです。

 ところが、それがわからない人がいるのですよ。驚きだった。つまり文章というのは、何か知識やものごとを知るため(ググる)だけではなく、純粋に「読んで楽しむ」「書いて楽しむ」こともあると知らない人がいるのだ!! 私にとってはそれが逆に驚きだった。

 書いている人の意図や思いを推し量るというか、何を言いたいか理解できない人を相手に私は書いているのだ・・・読者を選ぶことはできないし、どうとられても仕方ないことではあるけれど、ネットに何かを書くことの活字との大きな違いはそこなんだろう。ネットでの行き違い、トラブルの多くはそういうところから発生しているかもしれない。どうすることもできないけれど。

 

 

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女の誤解

2020年07月19日 | 男の話

異性はいちばん身近に住んでいる異星人、という言葉もありますが(今私が作ったんですけどね)若いころから男共の観察に余念がなかった私も、さすがに知らなかったことがたくさんある。

そのひとつに、男は女性の外見のどこを見ているか(どこを好むか)についての誤解がある。

誤解1.胸が大きいのが好き

誤解2.顔のパーツでは目を重視

誤解3.ほっそりしている、ゼイ肉のないのが好き

誤解4.ミニスカートを好む

誤解5.ロングヘアーが好き

誤解6.女をセックスの相手としてだけ見ている

誤解1.胸が大きいのが好きな人もいますが、小さいのがいいという人もいるし、形がよくないと大きくてもいやだという人もいて、ようするに人それぞれみたいね。

誤解2.これ若いとき知ってたらなあ、と思いましたね。てっきり目を重視かと思って、女性は毎日アイメークに励んでるけど、顔のパーツにはもうひとつすごく大事なとこがあるんですよね。そしてそれを見ている人が意外と多い。勉強になりました。

誤解3.普通の女性が「彼女スタイルよくてうらやましいわぁ」と思うようなスタイルは男から見たら「ガリガリ」です。はっきり言って嫌いという人が多いです(ガリガリの好きな人もいるけど)。それよりは多少肉がついてるほうがいいって人が多い。腕の肉とか太ももとか、女性が気にしているぷよぷよの肉はむしろ彼らの好物です。

誤解4.男共はミニスカートじゃなくて、ズバリ足が好きなんですね。顔がブサイクで足がきれいな人と、顔が美人で足が汚い人がいたら、たぶん足のきれいな人を選ぶと思います。ようするに女が着てるものなんか男にとってはどうだっていいんです(もちろんファッションに興味のある人は別) あと、ズボンは意外とお尻のラインがはっきりわかったりして「へっへっへ」らしいです。足のあまり見えない長いスカートはどうなのかというと、風にひらひらすると「そそる」らしい。ね? もうなんだっていいんですよ。「何着てても中身はだいたい想像できますしね」(ある男の証言) 

誤解5.長い髪の好きな人もいるし、短い髪の好きな人もいる。いずれにせよ綺麗に手入れされてるのが好き。それだけです。

誤解6.男は私をセックスの相手としか見てない、って嘆く人がいますが、男と女の間にほかに何があるんですか? ほかに何するの? カラオケでデュエットとか? 私のことを思うだけで「あのこと」で頭がいっぱいになっちゃって仕事も手につかない、なんてのが理想じゃないの?

 これらのことを若いころから知っていたら、もっと自分に自信を持てたのにな、と思うと悔しい。自分の魅力を知って大胆に自然にふるまうことができたら、より一層人は美しくなれる。はっきり言ってコンプレックスなんかつまんない時間の無駄である。

 ただ、女性の中には「男からどう思われようがそんなのどうでもいい、女性からほめられるような美しい人になりたい」という人もいる。その場合はこの話は何の参考にもならないですけどね。

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言い返してもいい

2020年07月03日 | 人との関係

 日本人はよく「言い返すとその人と同じレベルに落ちるから言い返さないほうがいい」とアドバイスすることがある。あれはいったいなんなんですかね。

 「××さんがこんなこと言うんだけど、ガーンと言い返してやりたいんだよね」と話すとたいていは、「言い返さないほうがいいよ、そんなこと言うとあなたが××さんと同じレベルになってしまうから、やめとけやめとけ」などと言われる。「そういう奴には何を言ったって無駄だよ、言い返さないほうが賢い処世術だよ」などと畳みかけて言われると、「そうだなあ」と思ってしまう。

 思うに、アドバイスする側には「他人の不幸を喜ぶ心理」があり、実際は「相手のトラブルなんか本当は解決しないほうがいい」のである。あるいは自分が言い返せと助言したばかりに相手はその通り言い返して、余計ひどいことになるよりは黙ってやり過ごすほうが、まあ事が大きくならなくていいだろうという計算もある。

 はっきり言って「我慢しろ」なんてのは何のアドバイスにもなっていない。無能な助言である。しかも「言い返すと相手と同じ低俗な人間になるから」というのは巧妙な言い方である、そうだとすると「黙って耐えるほうが立派な人間」ということになる。なんなんだそりゃ。

 こうして問題は解決されず、問題は先に送られ、誰も傷つかせず自分が傷ついてモンモンとして相手は(低俗な奴かもしれないが)のうのうと人生を送る。

 私も、「あのとき言い返せばよかった」ということが山のようにある。

 三十数年前、面接を受けにいった会社ではろくに私に質問もせず、いきなり「なぜ結婚しないんですか」と聞かれた。悔しかったけれど、私はショックで何も答えられず黙ってうつむいていた。

 しかし今なら言い返したい。「そりゃ結婚したいですよ。でも誰も結婚してくれないんですよ!! でなきゃこんな会社に面接来ませんよ!! けっ、もういいわお前んとこなんか、こっちから願い下げだ、あばよ!!」

あ~今書いてるだけでもかなり溜飲下がったな(笑 ほんと書くことはいいですよ、ストレス解消。でもね、やっぱりちゃんと面と向かって言わないとダメですね。

 

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戦国武将と茶道「茶道美談」

2020年06月29日 | 

 「茶道美談」(熊田葦城著 宮下玄覇校訂/宮帯出版社)

 これは掘り出し物。題名を読むと茶道の本かと思ってウッカリ見過ごすけれど、実はお馴染み戦国武将や豪商、江戸時代の大名まで、お茶にまつわる面白いエピソードを集めた300編からなる小噺集である。もちろん「伝説」もあるし、すべてが真実かどうかはわからないけれども、校訂者がきちんとチェックしているし信ぴょう性はあるのではないか。一気に読むというより、毎晩少しずつページをめくるのが楽しい本。

 私も茶道は一年間習っただけの付け刃知識しかなく、あとは高校程度の歴史知識があれば楽しめると思う。意外だったのは、博多の豪商・島井宗室などのカッコよさ。大名や時の権力者を向こうに回しての胸のすく活躍は、現代でも企業のトップがやってる生き残りをかけての一世一代の大博打ってのはこういうものかと思う。

 「おもてなし」という言葉は嫌いだけど、日本人の他人を思いやるマナーとか礼儀というものは、こういう茶人の考え方なども源流になっているのかなと想像する。

 また、人を見て時を見て、そのときにふさわしい饗応をするというのは、仕事・人生に通じるものですよね。

 以前から、なぜ戦国大名は茶道に入れ込んだのか不思議でたまらなかったんだけど(現代では茶道というと、オバサマ方の趣味というイメージ)、色んな本を読んでいくとやはりね、茶道って格好いいんですよ。武士の文化だなあと思う。

 まずは道具を蒐集する、というホビー的な一面(もちろん蘊蓄も含めて)、そして茶室という異空間を楽しむ(現代でもシアターなど異空間を楽しむ娯楽は多い)。そこでは武人の命である刀は入口ではずして刀掛けに置き、自分は丸腰であなたと差し向いで対峙しますよという、「その場限りの関係」を結ぶ。もちろん「ここだけのとっておきの話」が交わされたことでしょう。いいねぇ。料亭など他人の手を介することなく、自分のあつらえた茶室で行う究極の遊び(プロデュースするのは自分)。これに熱中しないわけがない。

 「酒は一人で楽しむべきであり、必ずしも皆とともに楽しむのが良いわけではない。茶は一人で楽しむのもよいが、皆とともにいただくのが最も楽しい。皆と楽しむものは、皆に勧めるべきだ。一人で楽しむものは、皆に勧めるべきではない。・・・」(著者まえがきより)

 

 この自序(まえがき)が好きで、ときどき読み返している。特にこのくだりは酒の好きな人は共感できるところではないだろうか。しかし、だとしたら・・・書籍も一人で楽しむべきものであるから、他人に勧めるべきものではないのかもしれない。でもどうしても誰かに言いたくなるんだよね。これ面白いよ、って。

 

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