喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

ニューヨークからの便り

2010-04-17 | 喜久家の情報
 喜久家を旅立った若者たちは、今どこで、どうしているでしょう。
そんなことをよく思います。
その数は、毎年増えていっています。
 そうしてたまにメールをしたり、届いたり。
 
 2年前「レイセン」というニューヨーク生まれの若者が喜久家に来てくれました。
3ヶ月いたのですが、小がらながら、とってもよく働く、礼儀正しい、やさしい人でした。
見た目は、ハリーポッターのような。
(写真まん中の黒いTシャツを着た若者。)
 
 その間、国際ワークキャンプがあったり、
それが終わったあとは、韓国のロビンやドイツのジャナイといっしょに暮らしていました。
レイセンのまわりには、いつも笑顔が絶えませんでした。
それは、レイセン自身がいつもそうだったからです。

 レイセンから届いた2つのメールを紹介します。 

『☆4月14日のメール

 お元気ですか。 
桜がいま咲いていることでしょう。
ニューヨークでは、桜もあるし、ほかの花のある木も多いです。 
とてもきれいです。 

 いいニュースがあります。 
カナダのトロント大学の申し込みに合格しました。 
9月から始まります。 
物理学を勉強するつもりです。

 ヘミちゃんが伊方に戻ってきたって聞きました! 
楽しそうてすね。 
僕も行きたい。 
 来年の夏日本へ行けるかもしれません。
では、またね! みんなさんによろしくを!


☆4月16日のメール
 
 今でも連絡とっているのが、自分もとてもうれしいです。 
喜久家に住んでいた時が、自分の人生で一番想いで深い時でした。

 できれば、ぜひトロントに来てください! ご案内します。 

 ブログすごいですね。 日本語を読むのが遅いんですけど、少しずつ読んでみます。 
喜久家のニュースをいつも聞きたいです。 
私のことを書いてくれるとは、光栄です。

 将来の思いもあります。 
卒業したら、農業をしようと思っています。 
やはり、平礒でその興味が始まりました。
あれからもっと農業について習いました。 
特に有機農業と都市農業に興味があります。 

 石油がだんだんなくなってしまうので、輸入とかができないほど高くなってしまいそうです。 
なので、地場産業がますます必要になりそうです。 
ご飯は一番必要なので、地場農業を伸ばすことがとても大切だと思います。

 ちょっと聞きたいことあります。 
きちさぶろうさんとつねきちさんの住所を送っていただければ、本当にうれしいです。
またメールします。
 では、レイセン』

 どうですか。
本当、うれしいです。
大都会ニューヨークで、桜を見ながら日本の平礒を思いだし、
将来は、農業をやってみようと考えているとは。
 ニューヨークやカナダのトロントへ会いに行きたくなります。

 世界が小さく・近く感じたメールでした。

                     岬人(はなんちゅう)
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2 コメント

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Unknown (張 恵美)
2010-05-17 21:03:01
え~~レイセン元気にしていますね~~
日本語もすごく上手になりましたね!!

でも私が戻ってきたのは誰から聞いたのかな!
びっくりした(笑)

とにかくまたみんなで会いたいですねぇ~~~
返信する
世界中に友だち (岬人)
2010-05-19 18:29:44
 喜久家のおかげで、ヘミや世界各地に友だちができました。
そして、今もこうしてつながっていることに、
感激しています。
 いつか記念パーティーをしたいですね。
人口50人もいない田舎に、数百人が集まるかも。
 明るい未来です。
返信する

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