喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

平礒の太陽

2018-07-08 | ふるさと
 「黒部の太陽」ならぬ「平礒の太陽」から一夜明けた7月8日。
昨日午後から、またいつでも出動できるように自宅待機をしていた。
夜から朝にかけて、少しずつだが雨も降り、土砂崩れが拡大していないか心配していた。

 妻と息子は、被害が大きかった大洲に住む姉夫婦の家に後処理の応援に行った。
家の基礎を他よりも上げていたらしいが、床上30㎝ほどまで水につかったという。

 こちら平礒は、先ほど午後3時過ぎにようやく太陽が顔をのぞかせた。
何か久しぶりのような気がする。
 昨日は土砂で濁っていた釜木湾も青さを取り戻した。


 みかん山の緑も鮮やか。


 神社の楠や椋の木も大きく枝を伸ばしているようだ。


 昨日は、道路に吹き出していた鉄砲水も治まり、安心して歩ける。


 そして土砂崩れ現場は、


 建設業者が来て、警告灯やロープを張ってくれていた。




 昨日と比べ、ほとんど変わりない状態で、ひと安心。


 
 県内外、たくさんの知り合いからこちらを気遣う連絡をいただいた。
本当にありがたいことだ。
 この場を借りて、落ち着いたふるさとの様子をお知らせしたい。

 しかし、まだ愛媛県内の南では大雨警報が出ている。
被災された方も多数。
 1日も早く、生活が落ち着くことを祈りたい。

          岬人(はなんちゅう)