木枯し菊太郎ブログ

日本で森林が2番目の岩手に根を張り
森で働き、森を活かす事に時間を費やして
行きたいと想う者です。

間伐と防災

2011年11月28日 | 山のこと
半年前に家の裏山を整備したいと依頼があって、間伐したスギ林
現場に落とし物をしたので、落葉前に見つけたいと思い行って見ました。
探し物は見つからなかったけど
山がよくなる事を実感した。(画像は11月中旬)

間伐したが、低層木がない表土がむき出しで
斜度40度で、豪雨だと家まで土砂が崩れる可能性ありと山主さんに言って、
試みとしてやらせてもらいました。
三陸沿岸の急斜面でやっていた丸太を横に根に掛ける方法
土砂の流出を食い止め、間伐で光が地表に差込み、草が生えてました。

贈ったり・贈られたり

2011年11月25日 | 木のこと
木こりの縁で私の木工品を展示してくれました。
花卉園芸栽培の会社事務所に置かせてもらいモニターを
お願いしました。
古代的に焼き焦がしでくり貫きました。

完成したと画像が送られてきました。
若手の木こりさんが趣味でチェーンソーアートをやっているそうなので頼みました。
私のトーレードマークのイヌワシのイメージでイーグルヘッドに
イーグル・ワークスのロゴまで彫ってくれました。
羽毛のところなどとてもリアルです。

強力燃焼ロケット薪ストーブ

2011年11月06日 | 防災のこと
森林が好きな知人が自作ロケットストーブの話を興味を持ちながら
震災で忘れていたが、時間の余裕ができ挑戦することに

原理は煙突のみだが、火力がすぐ落ちてしまう
冷えが早いので対流が止まる事がわかる

不要な缶と煙突で製作しましたが、この段階で未完成
中に燃えない保温材が入ってないのです。
一般には園芸用のパーライトやグラスウールを使うようですが
ローコストにするため燃えた後の灰を投入するつもり

試しに反射式石油ストーブの円筒部を付けたら
まさしくロケット燃焼になりました。
この炎の火力は中華炒めができそう

このストーブは災害時に暖房(室内は外部に煙突が必要)調理や湯沸しに
役立つのではないかと思います。
しかも資材が簡単に手に入る(煙突は地方の農山村しかないかも)金属性パイプでも可能
燃焼部の保温を工夫すれば固定も移動もできると考えます。

このストーブを知ってから空き缶に興味が、・・・空き缶の材質・サイズが
いきなり気になり自販機の眺めて使えそうな缶は・・・とか


燃料は薪と限らず廃木材・紙類・自然素材・植物油脂など
非常時は手に入り易い物が役立つ事を3・11の震災で経験したはずです。
一家に、この簡易ストーブをDIYで1個と自然燃料を備えておけば
あの3・11後の不自由生活は緩和されると思うのです。
バイオマス資源の蓄積が豊富な日本、木材を備蓄して非常に備えましょう。
ただ、木は伐って割って乾燥しないと燃料になりません、以外に生の木が燃えると
思っている人が多いのです。
森の生きた木は樹種によりますが約80%が水分ですので、水が燃えない事は誰でも知ってると思うのですが、山火事の季節が来ると木は全て燃えると思う方が多いのですが、
江戸の大火や関東大震災から木造家屋が燃えた経験からなのでしょうね・・・・


(塩化系ビニール・プラスチックはダイオキシンが発生しますのでやめてください)