木枯し菊太郎ブログ

日本で森林が2番目の岩手に根を張り
森で働き、森を活かす事に時間を費やして
行きたいと想う者です。

北の森が消えるかも?

2011年06月18日 | ニュースのこと
北朝鮮の山林が急減、韓国より面積少なく
2011年6月17日(金)09:40
 【ソウル聯合ニュース】北朝鮮ではここ20年間、樹木の伐採などで毎年ソウル・汝矣島(840ヘクタール)の150倍ほどの山林が減ったことが17日までに確認された。
 国立山林科学院の兪炳一(ユ・ビョンイル)博士は、業界マガジンの「世界食品と農水産」6月号で、北朝鮮が国連食糧農業機関(FAO)に報告した「2010国家山林報告書」を引用して発表した。
 兪博士によると、北朝鮮は報告書で2010年北朝鮮の山林面積を566万6000ヘクタールと報告した。これは韓国より55万7000ヘクタール少ない。また、1990年は820万1000ヘクタール、2000年は699万3000ヘクタール、2005年は629万9000ヘクタールだったと報告した。
 これらの報告をまとめると、北朝鮮ではここ20年間に253万5000ヘクタールの山林面積が減った。20年間で山林面積全体の30.9%が減少したのだ。これは毎年12万7000ヘクタールの山林面積が減少したもので、汝矣島の150倍ほどの面積がなくなったことになる。
 兪博士は、「こうした山林減少ペースは熱帯の開発途上国よりも速いもので、食糧や燃料確保のための伐採などが原因のようだ」と推定した。

逆に日本は森林整備が遅れて木材の蓄積が増えてます。
イカダにして日本海を渡ったらいかがかな・・・


つながり・ぬくもりプロジェクト活動

2011年06月14日 | 防災のこと
今日、わが町を拠点に埼玉から大工ボラしている方から
ソーラーパネル設置のため木の伐採をお願いされました。
伐った木は「岩手・木質バイオマス研究会」が開発した「移動薪ボイラー車」の燃料
に使うそうです。

「事情ありで日帰り活動でなら」と今月下旬から釜石の保育園だそうです。

活動団体 東日本大震災「つながり・ぬくもりプロジェクト」
http://tsunagari-nukumori.jp/

復興のシンボル・ツリー

2011年06月04日 | ニュースのこと
河北新報より
東日本大震災で津波被害を受けた岩手県陸前高田市の名勝地「高田松原」で、1本だけ残った松の木を守る活動が本格的に始まった。海水から守る囲いを取り付けたり、バイオ技術を用いて増殖を試みたりするなど、市民らがあの手この手で、復興のシンボルである「一本松」を絶やさぬようにと奮闘している。
 活動の中心は、市民グループ「高田松原を守る会」(鈴木善久会長)。会は4月下旬、専門家と松の調査を開始した。根は地中の3分の2が海水に漬かり、土壌の塩分濃度は1.2%と、松が生きていける濃度の約3倍だった。
 鈴木会長は「危機的状況だが、可能性がある限り、どんな手も尽くす」との思いで、行政や地元の企業、団体、研究所と連携し、保存活動に乗り出した。
 まず、木の周りに丸太で作った防潮柵を設置。幹には日よけのネットを巻き付け、根には活性剤を散布するなど延命のための措置を施した。塩分を吸収するヨシを周辺に植えることも検討中だ。
 並行して、松の子孫を残そうとバイオ技術も活用。森林総合研究所材木育種センター東北育種場(岩手県滝沢村)は、採取した松の枝100本を研究所の台木に差し、接ぎ木を実施した。住友林業筑波研究所(茨城県つくば市)では、松の芽を培養液で育てる組織培養を研究している。
 22日に同市で開かれた守る会の総会では、一本松を浸水から守るためにも、海との間に立つホテルの建物を保存していくことを申し合わせた。
 守る会に60人いたメンバーのうち、津波で吉田正耕前会長ら10人が死亡または行方不明になった。鈴木会長は「亡くなったメンバーのためにも、白砂青松の高田松原に戻していきたい」と力を込める。会は新会員を募集している。連絡先は事務局の陸前高田市農林課0192(54)2111。(古賀佑美)


一本松をデザインした復興グッツも販売始めたそうです。